今回のレアルマドリードサマーキャンプ
全国3会場(東日本・東京、中日本・三重、西日本・佐賀)200名の参加者の中から
最優秀選手MVPは
佐賀会場の伊藤 颯亮くん(2013年早生まれの4年生)に決まりました。
佐賀会場でMVPを出せたこと
招致して初開催した私にとっては素晴らしいことであり、喜びも大きいんですが
グラッソの選手が選ばれなかったのはとても残念でしたね。
選ばれる、選ばれないのは「理由」があります。
彼は一瞬のスピードがあり、技術も柔らかくて判断が良くミスが少ない選手だと言う印象でした。
トレーニングでの目的や方法、プレービジョンや常にプレーに関わる姿勢はグラッソの選手よりはありましたね。
ゆうせいと同じで彼もコーチから声をかけられていた選手です。(ファンホコーチから個別にアドバイスしていたのは、私が見た限りゆうせいと伊藤くんだけ)
チャンスがありましたよね。
そのチャンスを掴むのも掴まないのも自分次第。
キャンプ中にアプリに掲載しましたが、1日目のスタートからエンジン全開で取り組まないとコーチ陣の印象は薄いでしょうね。
私がコーチでも初日からあのぬるい感じ、暑さに負けてスピード・強度・頭の回転を落としていたら選ばないでしょうね。
そのチーム、そのトレーニングで求められるスキルや戦術、方法や理解など、「賢く、スキルと技術ですぐに表現できる選手」が最終的には残るかと思います。
これは他チームだろうが、他のキャンプだろうが、ナショナルトレセンだろうが、日本代表だろうが同じこと。
常に「このトレーニング、このコーチは何を求めているんだろう」とアンテナを張って敏感に感じてすぐに映像化、言語化できるスキルを身につける必要があります。
暑いとか寒いとか関係ない。
「競争」に勝ちたければ、相手を上回るスキルを多く身につけて、すぐに表現できる
「無意識」で身体が勝手に動くだけのものを習得しないといけません。
悔しいと思った選手はまだまだ伸びしろがあります。
ここからが勝負です。
沢山「正しい努力」をしてください。
瑞季も今、バイエルンミュンヘンのセレクションを受けています。
まずは一次試験を突破できるように明日頑張ってほしい。