GRANDE LAZOS FC

16日間の休みの意味

8月7日から16日間

チーム練習は長期オフに入っています。

 

 

これは、かなり勇気がいることです。

コンディションが崩れるとか、体力が落ちるとか

懸念することが大きいからです。

 

 

しかし、昨年も同じように10日間くらいのオフを入れて

オフ明けの初練習の時

皆、コンディションが落ちてるどころか

オフ前より上がっていたんです。

 

 

熱中症になったのは1・2名くらいでした。

 

 

=自主練をやってきている選手と、やってきていない選手の状態が

そこで目に見えて、はっきりと分かるわけです。

 

 

先月の熊本のカップ戦

40度を超える暑さの中、幼児~3年生の選手達は

誰1人熱中症の症状もなく

クオリティーも何試合もしても落ちることがなく

闘えていました。

 

 

それは日頃の積み上げ以外

何物でもないです。

 

 

凄いことです。

私はびっくりしました。

 

 

だから、勇気を持って

皆を信頼して、この長期休みが取れます。

 

 

長期休みを取る理由もしっかりあります。

 

それは、私が年末年始から週7で働き、指導しているからでもありますが(笑)

 

 

まずは「サッカー選手として自分を見つめる時間」を作ること。

 

 

この休みを利用して

自分とより向き合い

これまでの活動の振り返りをして

自分の足りないところを埋める作業をしながら

自分のストロングを磨く時間になります。

 

 

次に「人としてのレベルを上げる時間」です。

 

この休みを使って

普段やっていないであろう家の仕事のお手伝い

自分のことは自分でやる

家族との時間を作り

人と触れあることで人としての教養を高めると言うこと。

 

 

最後に「児童・生徒としてやるべき事をやる」ということ。

 

 

もちろん、勉強と宿題・課題です

 

集中力を持って取り組み時間を作るということです。

そうすれば、学力向上が見込めます。

 

 

後は

これは日本のプロ契約書です。

私もこれを提示されて、サインをしてプロサッカー選手になりました。

 

 

その中で

第6条 休暇

「選手は、競技シーズン終了後に連続して2週間以上の休暇を受けることができる。ただし、休暇を休養の目的に利用しなければならない」と明記されています。

 

 

今、日本サッカー協会で各都道府県に通達している

「サマーブレイク」の期間です。

要は、「こんな暑い中、公式試合をしてはいけません。避けましょう」という期間です。

 

 

だからこそですし、プロもしっかり休んでいます。

 

 

子供達は年中無休でシーズンです。

それは身体だけではなく

心が休まる期間がないという事です。

 

 

それは選手を潰してしまうことにも繋がります。

 

 

なので、このように休みをもうけました。

 

 

全部を総合的にまとめると

「1日24時間を自分でどうデザインしていくか」です。

 

これは将来、非常に大切な要素となります。

 

 

自分で自分をデザインできなければ

サッカーのプレーはできません。

 

そこをさらに高めていく必要があります。

 

 

実際に知り合いの指導者やセルティックのコーチ陣達にこの話をしたら

皆100%が褒めてくれます。

「それは素晴らしい」と。

 

 

実際海外もトップに合わせて

6月~8月はシーズンブレイクで

トップ選手だけではなく、アカデミー・カンテラの選手達も同じにブレイクをします。

活動が止まります。

 

 

なので、6月にセルティックのデイビットコーチが我々のためにミニキャンプをしてくれたり

こうしてサマーキャンプが開催できて、アカデミー・カンテラ(アカデミーとカンテラは同じ立ち位置です)で指導している指導者達が来日できると言うことになります。

 

 

この事実を日本の育成年代で指導している方や選手・保護者が何人知っているのかです。

 

 

とても大切なことです。

 

 

この休み期間を大いに自分のレベルアップに

自分磨きのために使ってほしいと思います。

 

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