先日土曜日・日曜日の県トップリーグ
1日目は2試合とも良い戦いができてたんだが、勝ちきれず引き分け
2日目の1試合目は相手が対策してきたのもに対して対応する力と臨機応変さが欠けて
且つ、連戦の疲れとフレッシュさを活かしたいと思い出場させた5年生3名が中々試合に入りきれずに早々に2失点したのは本当に残念だった。
そして、もっと残念だったのが
その後のチームのサポートを全くしていなかったこと。
何しにここにきているのか
何のためにここにきているのかわからないとしか感じなかった。
「成長する」為にここにきているのに
その為の「自発的な」アクションが全くなかったことに怒りを覚え
説教です。
オンザピッチもオフザピッチもチームに貢献できなかったら
このピッチに立つ資格がありません。
今週末にU-11リーグもあると言うことで私がチャレンジさせたんだが
期待に応えられなかったのははっきり言って「力不足」です。
本人達にはしっかり言いましたので、これからの「意識」「取り組み」の変化に期待します。
「形だけ」「ただやってるだけ」では何も生まれませんし、成長しませんから。
その後に松木玖生選手の中学時代のエピソードの動画を送りましたが
それくらいサッカーに対して、自分の成長に対して
そして、チームの勝利に対してアクションを起こさないと
こちら側には見えてくるものはネガティブなものしか見えてきません。
松木選手のように、あれくらいやらないと「本気」とは言えません。
その中で、同じ5年生のこうたとひびとはこの中でも十分に闘える「力」を養えて、
その力を誇示できたのは大きかったです。
こうたは5月に骨折して
3ヶ月離脱していましたが
この日は復帰戦。
復帰戦とは思えないパフォーマンスでチームを何度も助けました。
これからさらに能力・コンディションが上がってくれば間違いなく「鉄壁」です。
もちろん課題も見えて本人にもそこの部分は伝えたので
後は本人がどうアプローチして真剣に取り組めるかが勝負です。
離脱中、ゴールを全力で守ってくれたえみり(4年女子)もこの日は試合出場で良いパフォーマンスを示してくれましたので
2人でこれから刺激し合って良い競争をしてほしいです。
勇気を持ってコーナーキックのハイボールに対して出て行ける技術とメンタル
そして、しっかり相手より先にボールにアタックできるスキルは大したものです。
普通ならできません。私が4年生の時はできませんでした。
本当に将来が楽しみです。
逆に5年生達にはそこの「勇気」を持って闘ってほしかったです。
6年生相手にこれだけ身体張って闘っているんです。
GK助けてあげなきゃ。
ひびとはセルティックの日本ツアー後からFWへの意欲が沸き
今までサイドハーフ、ボランチと経験してきたんだが
古橋選手のようになりたいとFWへ覚醒
2日間しっかりボールを収め
相手の背後に何度も抜け出し
チャンスを作り、GKと1対1も作り出し
チームディフェンスもFWとしての仕事を高いレベルでプレーしてくれました
ストライカーになる自覚が少しずつ芽生えてきました。
これは最高に良いことです。
得点を奪うということは本当に簡単ではないですが
絶対的なストライカーがチームにいればそれは「簡単なこと」になりうるからです。
グラッソはそこが1番足りない部分かとも思います。
だからこそ、絶対的ストライカーに俺はなる!!っていう気概を前面に出してプレーして
そういう選手が出てきてくれれば1番いいですね。
ひびとについても課題は明確で、少しずつアドバイスもしてきているので
これからの益々の成長が楽しみです。
この2試合通して感じたことは
全く問題ない。
むしろ成長を感じれたことです。
6年生、全員良いです。
皆、最高です。
サッカーの全体の質はすごく良かったです。
それは見ていた方々もそう感じたことでしょう。
点差は2日目については開いてしまいましたが
そこは「細かい部分」を埋めていけば解決できます。
ボール保持率、チャンスを自分たちで作り出すこと
要は技術とスキルは我々がトップレベルです。
足りないのは「基礎体力」と「細かいディテール」
そして「相手の変化に対しての分析力と対応力」を身につけて
試合時間の与えられた時間の中で解決してチームを前進させられる能力が身についたら
大人のサッカー・トップレベルのサッカーができるはずです。
そして、これから先トップレベルのチームに行っても求められることであり
それがないと間違いなく活躍できません。
この部分はトップレベルに上がるために非常に大切な要素です。
そこの部分は昨日の練習で6年生たちに伝えました。
だからこそ今後やってほしいトレーニングも伝えました。
私は小学生時代の高学年
松木玖生選手が育った少年団の監督さんから指導を受け、トップレベルに必要なものをすべて教わりました。
だから、松木選手がああいう選手になることも容易に想像できます。
そこの少年団は何十人ものプロ選手を輩出しているチームです。
そのプロになった選手たちのことをほとんど知っていますが
やはり「基礎体力」「身体能力」「技術とスキル」
そして「メンタルがバカ強い」選手たちが育ちます。
そのチームの監督さんから本当に厳しく
接し方も練習もプレーも本当に厳しい環境で2年間指導をいただきました。
だからこそ私がプロになった礎ができたんだと強く感じます。
その指導を目の前で見てきて、受けてきて
トップレベルに上がるためのトレーニング
「基礎体力」の部分はめちゃくちゃフォーカスしてきた監督さんでした。
毎日が本当に練習がきつくて、行きたくなかったくらいすごい練習でした。
だから、あれだけの「タフさ」の基礎ができているんです。
「基礎体力」も「メンタル」も本当にタフじゃないと練習に耐えれません。
それを耐えてきたから私も誰よりもはるかに強く・速く・高い身体能力を身につけることができました。
今でもそこそこの身体能力ですが
現役時代は本当にすごかったですから。
短距離競争させても元ブラジル代表のフッキと同等に速かったですし
ジャンプは中2で垂直飛び70cmでしたからね。
どんなスポーツをやらせても高いレベルでできましたから。(今もできます)
その話を6年生たちにして
全日までのこれから残り2か月弱
トレーニングを厳しいものにして追い込んで
基礎体力を向上させることにフォーカスしてきます。
ということで、昨日のトレーニングで取り組んだ
走りと踏み台昇降とジャンプと
そして
相撲をしました。
これから6年生
そして、中学生たちはこれらのトレーニングがボールトレーニングと同時にメインになります。
家でもできることはどんどんチャレンジしてください。
対人に強くうまくなること
基礎体力や身体能力を向上させること
これが今大切です。
技術やスキルだけに目を奪われて
スポーツにおける「身体能力」から目を背けてはいけません。
日本のトップ・世界のトップは「化物」ばかりです。
それは今回セルティック日本ツアーで前日練習を見学し
試合観戦した選手たちなら理解できることでしょう。
黙っていては何も生まれません。
むしろ「劣化」するんです。
特に「人間の身体」「筋肉」については。
だからこそフォーカスして
能力を上げます。
もともと身につけて磨いて得た技術とスキルは高いベースをさらにベースを上げていきながら
相手のストロングにもしっかり対応できて
なおかつその技術とスキルを最大限に活かす身体能力を身につけたら
「無双」「無敵」です。
今回トップリーグで試合をしてわかったことでしょう。
「体格の差」
でも、その中でも技術とスキルでその体格差を埋める
あるいは上回っていくことができることを証明できました。
でも、そもそもの「体格差」はすぐには埋めることはできない。
待つしかない。
後は、それをより生かす身体能力のベースアップです。
同時進行でベースアップをしていきましょう。
それができたら
全日や学童などこれから負けられない戦いに勝つことができるはずです。
県トップリーグで戦った全チームと対等に戦えることは
この戦いの中で証明できたはずです。
むしろ、上回っていたでしょう。
ここから負けられない戦いにおいて
自分に負けている選手がいるチームは勝利はありません。
だからこそ、ここからはめちゃくちゃ競争をしてもらいます。
そして、ここからの戦いは「勝てるメンバー」を選考していきます。
それが競争社会であり、スポーツで上を目指すということです。
それをわきまえて、今以上の努力をしてください。