先日のU-11前期リーグ最終戦
2試合とも点差は開いての勝利だったが、大切なのは内容。
元々昨年からコンスタントに試合に出ている選手達はそれなりのプレーができていたが
今年から加入した選手達や試合経験の多くない選手達はまだまだこれから学ぶべき事が沢山あるし、今取り組んでいる所。
特に5年生達のこれから基礎基本の理解を深めつつ、試合で多く表現できるようにサッカー脳の方も理解と訓練をしてほしいし
それをプレーで表現するための技術とスキルの向上を期待したい。
そして、主に後半から出場した4年生達のパフォーマンスが素晴らしくて
一気に試合の流れが変わったことが目に見えて理解できたほど
内容は素晴らしかった。
これでかなりこのメンバー達の競争が激しくなることが予測できるし
そうなってくれるように期待している。
ここからは学童県大会代表決定戦が控えていて
来年の県トップリーグにまた立てるようにするためには県大会ベスト8が必須。
その為には、ここからは1つも負けられない戦いが始まります。
=勝ちに大きく貢献できる選手達が試合に出場するメンバーとなり
その競争が始まり
私も心を鬼にして、勝つ為のメンバー選考をしていきます。
それは6年生年代の全日も同様。
シード決定戦からは負けられない戦いが始まります。
与えられた期間の中で、学ぶべき事はスピード感を持って学び
理解し、身につけて
プレーで表現できる選手達を選考していきます。
それだけではなく、誰よりも「違い」を生み出せる選手がメンバー全員が持つことが
勝つ為には何より重要です。
トレセン組の多くは先日のトレセン地区対抗戦でも違いを生み出せていて
良い内容でプレーできていました。
それから学童組で言えば、はると(3年)とけんしん(2年)は同年代でももちろんだが
U-11年代でもしっかり内容と結果を出して「違い」を生み出している。
けんしんなんかは先日の県トップリーグのプレジャーレッド戦で残り3分で投入し
相手コーナーキックのこぼれを拾ってからドリブルで運んで最前線のひびとにスルーパスで完全に抜け出し決定機になるプレーを演出。
6年生の県のトップの試合で2年生がこんなプレーをしてしまうんです。
それだけスキルは高い。
このように、学年が下でも
できる選手には新たな課題
難しいことや新しいことにチャレンジさせて
何歳だろうができる選手にはどんどん高い課題を与えます。
そうすることでさらなるレベルアップに繋がり
上の学年でも堂々とプレー出来る「自信」を植え付けます。
それがこのグラッソの良いところです。
「できることをするな。できないことをやれ」
これは、この年代もそうだが
中学生年代にも言える。
今日のトレーニングでもミーティングで話をしたが
チームとして
自分自身として
何を目標にして
その為にどう取り組んで
どこに矢印を向けて
毎日そこに向けて、上手くいかないことだらけの中からどうにか這いつくばって
しがみついてでもそのスキルを手に入れて
自分の価値を上げていけるか
そして、チームとして・グループとしての目標を達成できるかが非常に重要であり
それを決めずして練習や日々取り組んでも意味がないと言うことにもなります。
だからこそ、選手達にも言いましたが
スピード感を持ってそこに対して明確なものを提示しなさいと伝えました。
これからの現6年生やU-15コースで契約している選手達の新チームで
新シーズンはもちろん
2年後、3年後
そして、高校年代になって
どうイメージを描いて自分をデザイン・プロデュースしていけるかが勝負です。
今日もしっかり走るトレーニングをしましたが
身体作り 基礎体力作りから彼らのスタートであり高校年代までの課題です。
それは全て
今持っている技術とスキルをより活かすための必須な能力です。
今日のトレーニングで少し選手達のプレーと意識の変化が見れたかなと。
テーマも守備だったので、よりサッカー理解は深まったのかなと。
中学生もU-11もU-12も
この秋、色んな意味で「勝負」の時期です。
そして、この年代はもう「負けて学ぶ」時期は終わりです。
「負けて学ぶ」選手・チームは、明らかに力が足りない
もしくは「勝ち続けているチーム」が言うことであり
今のグラッソはそのどちらでもありません。
頑張って、1つでも多く勝って
勝って学びましょう。