全日シード決定戦でのGKコウタのプレーは素晴らしかった。
決定機を2度・3度止めて
その他のプレーも安定したプレーでしっかりマイボールにできるキャッチもできて
さらには3人制のPK戦では1本目を止められた直後の相手の2本目を完全に読み切ってストップ
そして、3本目もコースは呼んでいたしフィーリングは合っていた中で
4人目のキックもストップ。
最後は自分自らキッカーとしてこの試合を決着させた。
これは私も国体全国大会ベスト16京都府選抜との対戦で同じ事をしました。
4人目のキックを止めて
PK戦前に5人目のキッカーを監督に直訴して5人目で決めて決着。
10何年ぶりに北海道をベスト8に導いた上に
大会優秀選手に
その事が最終の決定打となり
大会終了の1週間後にスカウトが学校を訪問し、正式にプロのオファーをいただきました。
丁度、今時期です。
私は小・中・高校時代
公式戦でPKで負けたことは1度もありません。
10何回闘って「全部勝ち」ました。
決められたら負け・高校サッカー終わりという状況も経験しました。
そこも止めました。
こうたも未だ公式戦でPK戦1度も負けていません。
3戦全勝です。
(昨年の学童地区代表決定戦、学童県大会1回戦、そして、今回)
ここまできたら
「PK戦に持ち込んだら勝てる」というメンタリティーをチームメイトに植え付け
相手チームにも「PKに持ち込んだら負ける」というメンタルにも持って行けます。
非常に優位です。
GKはチームの守護神でチームの大黒柱。
守護神から発せられるコーチングは「神の声」
そんなGKに育ってくれていることを嬉しく思います。
グラッソの教え子の蓮も国体佐賀県選抜のメンバーに入り
九州予選を突破して、今月鹿児島国体全国大会に出場します。
北海道の時にも5年生・6年生の時にがっちり育成し、フットサル日本A代表にまで成長した選手を育成した経験もあり
どんどんGKが育つ環境ができている。
「試合の勝負の約80%以上はGKで決まる」
これは私の持論です。
勝利に導けるGKになってくれるように
これからもトレーニング・日常に励んでくれることでしょう。