グラッソで2年育成して鍛えて、本人の目標でもあった女子の全国の強豪、神村学園中等部に入学した佳音(中1)が
女子U-15選手権九州大会の為佐賀入りして
選手権後に行われた練習試合にフル出場していました。
たまたま横の土のグランドで全日に向けての前日練習をしていて
練習後に隣の人工芝にケイトがいると言うことで、私もフルで試合を見させていただきました。
前半はセンターバック
本人の本職のポジションで出場
高いレベルでプレーしていました。
アップの鳥かごを見ただけで成長を感じました。
上手くなっていました。
左右の足を上手く使えていましたし、ほとんど取られていませんでした。
試合中では
1番の持ち味のデュエル(1対1)は100%勝っていました。
その他のオンザボール・オフザボールも高いレベルでプレー出来ていました。
チームもボールが良く回り
ほとんどハーフコートでサッカーしていました
しかし、シュートがまー入らないこと(笑)
後半残り10分くらいまでノーゴール
入る気がしなかったところ
監督さんが堪らずケイトをFWに上げました
聞いた話、監督さんが
「ケイトなら点を入れてくれるかなと思った」ということで急遽FWへ
グラッソでもFWはさすがにプレーさせたことがなかったので大丈夫かなと思いましたが
ボールは収まるし、相手が食いついてきたときはダイレクトで簡単に周りを使ってチャンスメイク
FWの動き方ではありませんでしたが(笑)
「何とかしてやろう」「この状況を打開してやる」という気持ちの部分は見れました。
そして、FW起用から5分後の残り5分くらいで、右サイドからえぐってクロスが入り
ケイトがクロスを受け取ってシュート
1度はクリアされますが、そのボールをもう一度奪い
身体の向きは自分のゴール方向でボールは浮いていて不利な状況でしたが
そのまま反転して振り向きざまボレーシュート
それがポストにあたって決まり、待望の先制点
そのまま試合が終わり1-0の勝利でした。
チームの勝利に大貢献していました。
あのセンターバックでのプレーとリーダーシップ
その後のFW起用を考えると
チームでは「エース」的存在なんだなと感じることができました。
私が同じ立場なら「こいつなら決めてくれる」という1番信頼する選手にFWで同じようにプレーさせるでしょう。
「闘莉王化計画」のスタートかも知れません。
プレーを振り返って
高いレベルでプレー出来ていましたが、センターバックとして
・前にボールを持ち出すときのボールと自分との距離が離れていて味方のタイミングでパスが出せないときがあった
・縦パスの付け方、パススピードは最高だったが、サイドバックへのパスをつけるときのパススピード
を意識・改善したらもっと良くなるでしょう。
全日を控え、2年間一緒に練習してきた仲間・先輩のプレーを見て
後輩達は大いに刺激になったことでしょう。
「神村の真のエース」になれるように
鍛錬・訓練を続けて
頑張ってさらなる成長を続けてほしいと思います。
頑張れ!!