背番号10りんたろう(6年)
今大会は右サイドでの出場となったが、ドリブルで違いを作り、えぐったり、アーリークロスなどでチャンスを作り出していた。
足の状態が良くなく、本来のパフォーマンスには至らない状態ではあったが、その中でもチームの為に懸命にプレーしていたのは印象として残っています。
課題は
「自分の身体を理解する」
「怪我をしない身体作りと身体能力を向上させる」
「ディフェンスの強度」
「キックの精度」
最初の3つはゆうせいと一緒。
体格はガッチリしてるように見えて身体の中はまだまだ出来上がっていない。
一つ一つの身体の部位がどんな役割があって
どんな効果をもたらして、どう可動域を広げながら強化していくかを真剣に向き合って取り組まないと、これから怪我が多くなったり、パフォーマンスの向上が見込めなくなったりします。
「小学生だからしなくていい」では中学・高校で必ず苦労します。
アスリートは身体の理解、メンテナンス、強化、その為のアプローチを自分で研究してストイックに実践しています。
「サッカーアスリート」になりたかったら、そこの「アスリートとしての基本」を身につけないとトップレベルでは闘っていけないでしょう。
だからこそ、今から実践していき、誰よりも「フィジカルで差をつける」ということをやっていけば、本来持っている全国トップクラスの技術とスキルをより切れ味を増した状態で発揮できて「無双状態」になっていくでしょう。
後は「守備力」がトップレベルで闘う為には足りないです。
球際、寄せのスピードと予測・狙い
インターセプトを含めたボールを積極的に奪いにいき「奪い切る」能力を身につける必要があります。
全日決勝トーナメントでは下がったディフェンス、ボールへ寄せることが出来なかった為に何度か数的優位を作られて後手を踏むディフェンスが多かったです。
今の時代「攻撃だけ」では通用しない時代になっています。
攻守共に力を発揮できるように研究してください。
背番号11ふくりゅう(6年)
今大会、センターバック・ボランチ・サイドハーフと多彩なポジションでの役割を任されて、途中出場が多かったが、火消ししたり、チームを落ち着かせたりチームに安定をもたらした選手。
課題は
「力強さ」
「スピード」
ここがトップレベルで闘う為には足りません。
「力強く動く・プレーする」
「スピードあるプレー」
「力強いキックやシュート」
ここを身につける必要があります。
食はそこまで多くを食べたいと聞きます。
それではトップレベルでは闘えません。
「内臓から強くする」ことを意識して「食トレ」に力を入れてほしいです。
「上手い」だけではサッカーは闘えません。
「上手さ」と「力強さ」があってこそです。
体格があれば申し分ありませんが、体格が無くても「上手さ」と「力強さ」で闘えている選手が多くいます。
元々持っている技術・スキルは高いレベルにありますから、それらをもっと活かせられるように身体の中から強化していくことを意識して取り組んでください。
背番号12えみり(4年女子)
今大会、こうたが体調不良で試合に参加出来なかった試合で安定したゴールキーピングを披露。
次世代のエースキーパーになる存在として期待は高い。
4年生にしては身長が高いので、技術・スキルをさらに磨いていけばなでしこジャパン入りも夢ではないと思います。
課題は
「キック力と質」
「ビルドアップ」
「キャッチング」
「存在感あるコーチング」
キックの部分は本人も感じていると思うが、課題です。
そこが強化されればビルドアップも自ずとレベルアップできますし、私のように存在感あるビルドアップができると思います。
こればかりは1日・2日では強化できません。
「日々の取り組み」が大切です。
私が小学生の時のように毎日ノルマを決めながら全力で取り組んでほしいと思います。
キャッチングに関しては簡単なシュートやボールを落としてしまう傾向があります。
毎日ボールに触って、手の形が一瞬でボールの形となり、握力を鍛えていく必要があります。
安定したキャッチングがチームに安定をもたらして、相手に脅威になります。
取り組んでみてください。