昨日の試合終了後に
少し時間が余ったので、ろうきん杯出場メンバーの6年生vs学童ベスト4メンバーでの紅白戦を行いました。
15分ハーフの試合
私は会場整備の為にグラウンド整備をひたすら頑張っていて、試合を全部見れてはいませんでしたが
結果は1-1のPK戦
8人目まで行って7-6で6年生チームの勝利でした。
試合を見ていたコーチ達からの評価として
「じょうのすけが凄かった」という評価が多数でした。
じょうのすけは3年生で
6年生のメンバーが足りなくて、6年生達に
「人数足りないんですが、どうしたらいいですか」と私に聞いてきたので
「自分たちで声かけてスカウトして補強しなさい」とプロクラブで行われている選手編成・補強を6年生達に求めて
4年生以下の選手達にアプローチ
「この試合に出て活躍したらメンバーに入れるかもしれないし、成長できるチャンスだから出たい人!?」
って6年生達が4年生以下の選手達に言ったら
じょうのすけが手を上げて試合に参加したという話を6年生達から聞いて
やる気と向上心が素晴らしいなと私なりに感じたんですが
その向上心と負けず嫌いがプレーでも表現してくれて
試合でマッチアップしたけんしん(2年)をシャットアウトしたという評価。
PK戦でも決めて、大型助っ人の役割を存分に果たしたという評価でした。
シャットアウトされたけんしんは試合中・プレー中にも関わらず大泣き(ギャン泣き)しながらプレーしていたらしい。
よっぽど抑えられて完膚なきまでに負けたんでしょうね。
それがめちゃくちゃ悔しすぎて大泣きしたんでしょうね。
それでいいんです。
それが「チーム内競争」です。
上手い相手、強い相手と対戦するからレベルが上がり、大きく成長します。
これくらいでいいんだは、隙を作り、惰性を生む要因にもなります。
それが「チーム内」であってはいけません。
他のチーム・相手の選手達は相当に一生懸命にトレーニングしてきていますし
全力で立ち向かってくる相手から勝つのは簡単ではありません。
だからこそ、チーム内のレベルを上げて
競争を激化させて
正々堂々と向き合って競争してもらうことが選手のレベルを上げてチームが強くなることに繋がります。
今回の出来事は非常に嬉しかったです。
じょうは、抑えることができてチームの勝利に貢献できた自信と意地とさらにモチベーションを上げて取り組んでくれるし
けんしんはこのままでは突き上げがあるんだ、追い越されるんだという「危機感」を持ってトレーニングや日常に取り組むことができます。
このU-9年代、だから今まで練習試合やカップ戦でほぼ負けていないし
上の年代の試合にU-9の多くの選手達が絡んでくることができているんですね。
この下の年代の突き上げが
上の年代もうかうかしてられないという状況を作ってくれていることも非常に良いことです。
だれも安泰ではない。
だからこそ、毎日自分磨きをして
どんな状況、どんな相手にも負けない
勝ちきる力を身につけることが勝負に勝っていく1番ベストの方法です。
その為の頑張っている「量」と「質」にこだわっているか
誰よりも自分のこと・チームのこと・先のこと・将来のことを考えて取り組めているか
を常に求めながら、皆に頑張ってほしいですね。
これからもチーム内でバチバチした姿を見ていきたいですね。