GRANDE LAZOS FC

神様は教えてくれる

この前の金・土

福岡でのU-10カップ戦

そして、学童地区予選

U-10は準決勝で敗れ、学童も惜しくも負け

 

この2つに共通していること

 

それは「勝者のメンタリティ」が足りないと言うこと。

 

サッカーは技術やスキルは基本として大切であって

もちろん、戦術理解度も大切。

 

フィジカルも大切

 

でも、サッカーは「メンタルスポーツ」

 

どれだけこの試合に勝ちたいか

どれだけこのセレクションに残りたいか

 

試合前・試合中・試合後のメンタリティはとてもとても重要。

 

「病気」は「病」は「気」から

と言うように

 

人間として、スポーツ選手として、サッカー選手として

「気」の持ちようはとても重要なんです。

 

U-10は相手がグラッソと3度目の対戦で

過去2度ともグラッソが勝っている。

 

そりゃ相手も3度目の負けは許されない。

 

サッカーでも0-2ならまだ頑張れるし

1点返すことにより形勢が逆転する。

 

サッカーは0-2からとはよく言う物で

0-2からひっくり返す試合はどのカテゴリーでも大いにある。

 

これは対戦でも同じ事が言える。

 

相手はまだ頑張れるし

さすがにもう負けたくないと思ってがむしゃらに挑んでくる。

3度目の負けを喫したら「苦手意識」がつき

「何回やっても勝てないな」というメンタリティを相手に植え付けることが出来る。

 

 

でも、相手の気迫をまともに受けてしまい

萎縮してしまい

相手の流れになってしまう。

球際はほとんどが負け

ルーズボールもほとんど拾われる

 

サッカーの試合で勝つために必要な

1対1で負けないこと

50%のボールをいかにマイボールにするか

の2つが相手に優位になってしまったら

当然、試合の主導権は相手に行ってしまう。

 

その中でも考えて

向き合って

相手を受け止めても

自分たちのサッカー

 

基礎・基本を忘れず

 

相手の戦術を早く理解して

自分たちがどうすれば良いのかを研究し

チーム間でコミュニケーションを取らなければ

いつまでも相手の流れになる。

 

そして、「絶対負けたくない」という気迫を相手にぶつけなければ

相手は怯まない。

 

そこが今グラッソが1番足りないところ。

声と気迫

 

3位決定戦もレアルマドリードサマーキャンプのMVP率いるアモールさんとの対戦で

MVPの伊藤君は球際で何度もグラッソを圧倒して

何回か吹っ飛ばされていた。

ボールを持たせれば奪われず

相手の逆を取り

味方の的確なタイミングでパスを出して

自分でも運んでゴールを決める

 

まさに「別格」の雰囲気とプレーでした。

 

 

結果、先制したけど伊藤君の2ゴールで逆転されて1-2の敗戦。

 

「あいつに勝って俺がMVPになるんだ」とか

「MVPに勝って俺が上に行くんだ」

という「気迫」が見えなかったのが残念だったな。

 

私なら気迫でゴールマウスを守り

この勝負を楽しんでいたなと

学生時代を振り返りながらそう思ったね。

 

スーパーになりたかったら

それそれなりの考え

取り組み

気持ち

実行力

を持たないと乗り越えられないかな。

 

 

 

学童地区予選も相手のスピード・強度に序盤は良かったものの

徐々にペースを握られ

前半は決定機がカンテのボレーシュート1本

 

後半はメンバー交代で少し流れが作れて決定機が何本かあったが

コーナーキック1本で失点して

その後も決定機があったが「声」をかけていればゴールだった場面

認知していたらゴールだった場面で正しい判断ができなかった。

 

そこが「差」になる。

 

「認知」「判断」「声」「実行力」

 

このポイントを上げていかないと

上では戦えない。

 

私もプロになったとき、当時のGKコーチに

「何で私を獲得したのか」と聞いたことがある。

 

その時に、コーチが

「トップチームの練習に来たとき、あなたも含めて練習生(候補)が3~4名いたけど(皆、それぞれ別日にTOPチーム練習に3日間程度参加)皆、声が全く出ていなかった。でもあなただけが誰よりも遠慮無く声を出して、選手ともコミュニケーションを取っていたし、指示も臆すること無く出していた。だからあなたを選んだんだ」と言ってくれました。

 

たしかに、練習参加初日に元日本代表の播戸さんや今ちゃん(2010南アフリカ日本代表)和波さん

当時のエースと入団1年目・2年目の売れっ子選手たちとそば屋さんにお昼ご飯に行けたこと

そして、皆から「遠慮しなくていいから自分のプレーを出しなよ」って声をかけてくれたことが

その後のハイパフォーマンスに繋がり

正式オファーに繋がったんだと今でも思っています。

 

そして、臆すること無く声を出し続けられたのも

小学生の時に校長先生に言われた一言がきっかけ。

 

 

6年生の時に選抜大会で大会優秀選手に選ばれ

翌日からの北海道選抜選考合宿で評価されて北海道選抜に選ばれ

クリスマスの日にナショナルトレセンで高知県に行かなければいけなくなって

終業式に出れないため、校長室に行って挨拶をした時

校長先生に

「GKは日本語で何て言う?」と聞かれたので

「守護神です」と私が答え

「そうだよな。その守護神から発せられる声は【神の声】なんだ。だから、いかなる時も、いつでも絶え間なく声を出し続けてチームを助けるんだぞ」と教えてくれて

その時のシーンは未だに覚えていますし

その事が、プロへの道として点と点が線で繋がった瞬間だったんです。

 

 

それだけ「声」「コミュニケーション」「指示」「認知させるための声」は重要です。

上のレベルでコミュニケーションが取れない選手は見たことが無い。

 

それくらい上のレベルでは「当たり前」

 

 

だから、想いを爆発させるのも「声」

想いを伝えるのも「声」

教えるのも「声」

 

「声」の質と量を上げることが

今、選手たちに求められていることだと

サッカーの神様が教えてくれて

課題を与えてくれました。

 

 

乗り越えるか乗り越えないかはあなた次第です。

 

 

 

でも、話を聞いていたら

相手がグラッソのことを相当研究していたと聞きました。

 

それだけ評価してくれていると言うこと。

認められたことに嬉しさを感じます。

 

まだ3年目です。

 

 

しかし、こっからさらに強くなるためには、今言った「声」と

研究されても動じず

技術・スキル・戦術理解力・メンタル・フィジカルで圧倒できるくらい

能力を上げていかないと。

 

 

私も現役時代

相当の左足のキック精度がありました(今もね)

相手はビルドアップの時に私がボールを持っていたら

「あいつは左足しか蹴れない」

「左足を切れ!」とよく言われたものです。

 

 

しかし、私は全く動じずに左足で蹴り続け

ショートパスでいなし

ロングボールでピンポイントでチャンスを作り続けました。

 

すると、相手もさすがに

「行っても無駄だな」と思い

私へのプレスをやめるんです。

 

 

研究されていても

私には関係ない

 

どんな状況でもそこに的確なタイミングで的確にボールを蹴れる技術があるから。

 

 

そこの「極限の境地」までフルで能力を上げ続けてほしい。

相手に「もう無理だ」と思わせてほしい。

 

そうなればサッカーという「勝負の世界」において

絶対優位になることは必然です。

 

 

「声」「勝者のメンタリティ」「極限まで能力を上げる」

 

県大会地区代表決定戦まで2週間

できることをやって

どこが相手だろうが

次は勝つよ!!

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