今回も第3弾、ワカタケのブログを抜粋します。
今日はレバンテに行ってきました。
レバンテ。
現在DIVISION DE HONORで4位につけています。
コロナ後から1週目のリーグ戦が終わった4位以上のチーム、+4つの一番いい成績の5位チームが、
Copa de leyに出場します。
現在の順位。
セルタ首位
デポ2位
オビエドも現在6位です。
レアルソシエダ首位。
ウエスカ4位。
ベティス首位。
アルコルコン3位。
どこも本当に強いクラブに選手がいるのがわかると思います。
そしてここからが本題です。
今この7人の選手で常にカンテラでやってる選手が
シュウト、あつき、ようご。
げんきは少しずつ呼ばれ始め
えいほ、シキ、こうへいは今シーズンはまだ呼ばれてはいません。
バイエルンミュウヘン。
日本でバイエルンミュウヘンが来日し
80人の参加者がいて10人が選ばれました。
ドイツ遠征、日本はナイジェリアには負けましたが準優勝。
えいほは全試合スタメン出場。
ですがレバンテでは苦しんでいます。
これがどういうことかわかりますか。
日本の10人の枠を勝ち取ってもスペイン1部リーグでは相当厳しい現実が待っています。
そしてさらに僕がピピの年代のアレビンBからインファンティル Aの4年間レアルマドリーのカンテラにいた選手を知っていますが、その中で2軍のカスティーシャに辿り着いたのは何人かわかりますか。
たった一人。
ピピのみです。
たった一人。
Division de honorで試合に出続けそこから上に上がれたのはたった1です。
今日シュウトがレバンテのJuvenil Bでやってるのを見ました。
超絶レベルが高い中で必死にやってました。
見たところカンテラーノを上回っているかといえばそうは見えず必死についていっていたというのが正直な感想です。
日本にいる選手が世界一になりたいとよく口にしますが、皆さんどれだけの覚悟を持っていますか。
昨日ピピがこんな話をしてました。
俺はこの国に来た時からこの国で墓を作りこの国で死ぬつもりで来ている。
だから日本に帰るつもりもないし、
この国の全てを受け入れてこの国で成功したい。
だからシーズン中は絶対に帰らないし、この国の100を受け入れてこの国で必ず成功したい。
皆さんはどんな覚悟を持ってますか。
日本食が食べたい
時間があれば日本に一時帰国したい。
でもそんな甘い選手が頂点までいけると本当に思いますか。
ダメだったら帰ればいい
ダメだったら他の国に行きたい
そんなに甘くない。
サッカーってそんな世界じゃない。
1に辿り着きたいならもっともっと覚悟決めてやらないと上にはいけない。
全ては行動に出るし
他人が評価して辿り着くものだから。
1を見てきてるんです。
その1を知ってるんです。
全ての選手に成功してほしい。
ただそんな綺麗ごとが叶う世界じゃない。
1%に入るには努力は当たり前で更に運や出逢いや色々なものが必要になってきます。
そういうものは全て自分で手繰り寄せるものですよ。
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サッカーで何かを成し遂げたかったら
相当な「覚悟」が必要です。
サッカーだけではありませんよね。
どの場面においてもです。
楽して夢や目標を達成できない。
多くのものを犠牲にしてサッカーに時間を捧げないといけない。
勉強も、言葉も、日常生活も、学校生活も
すべて「サッカーのため」にベクトルを向けなければ
行動できません。
達成できません。
「超」がつくほどの競争社会がサッカーの世界
学校では絶対に教えてくれないことです。
競争社会で生きていかないと
自分を高めることはできない。
自分を高めないと何も成し遂げられない。
【大金を得て優雅な暮らしをするのは悪くないが、そこには過酷な義務が伴うことを忘れてはならない】
【毎日ココアやチョコレートを朝食で食べる生活に慣れてしまったら、いざそれを変えなければならない時に、止めるのは簡単ではない】
【ヒーローというのは、自分の一生と、自分の命を懸けて、何かを守る、そういう存在だ】
By イビチャ・オシム