今回、イスカルカップに帯同したグラッソFCのゆうせい
全試合を通して活躍し
チームへの貢献度も高かった。
それは普段の生活にも表れていた。
食事では行儀よく、量もしっかり食べ
移動や休憩中も全く問題ない
試合にでればチームの為にプレーをして
終われば冷静に振り返る
そして、昨日
ヘタフェvsビジャレアルのリーガエスパニョーラを観戦した
皆、90分のゲーム
集中力が持たず
どこかに行ったり
誰かと遊んだりしていたが
90分間
「真面目に」
「集中して」
試合を観ていた。
これは凄い事。
1秒たりとも気を抜くことなく
1プレー1プレーをしっかり見ていた。
観戦後、ゆうせいの隣で観戦していたある選手のお父さんから
「ゆうせいくん本当に真面目で素直な子ですね。教育・育成が行き渡っている証拠ですよね。素晴らしい!」
と、褒めてくださいました。
その選手も今スペインで武者修行中
その選手のお父さんからそう言わせた。
私もそう思う。
実際、その選手は大会期間中に
ユニフォームをホテルに忘れ
それをチームメイトに言わせ
自分から言わない
そして、試合中は不貞腐れ
そんな姿を監督・コーチに見せたら
そりゃー試合出場時間が激減
皆がゲームをやっているのに乗じて
自分もゲームがしたいと親におねだりする
「自分の人生だから自分で決めたら?」
と、私がアドバイス
その後は家族会議でどうなっているかはわからないが、「結果」は出せていない。
試合やプレーだけではなく
そういう所にも「人間性」や「意欲」や「意志」が出て
伝わり、感じ取れるもの。
遠征中、ゆうせいは自分の判断で、自分にとって良い影響を及ぼすであろう選手と仲良くなり
悪い友達を作らない
終始、ずっと誘惑に負けることがなく
「何をしに、何を得にスペインに来たか」
を明確に行動で示していた。
彼は「バロンドールを取る」という目標を持って
グラッソの門を叩いて
グラッソで初めて「サッカー」を学んでいる。
その「第1歩」
これからすくすく大きく成長してくれることでしょう。
ゆうせいも私も
「日本に帰りたくないね」
と、意見が一致
それくらい充実していた。
それは、お互いレベルアップする為に
「成果・結果」を残すためにスペインに来たのだから。
呼吸が合うのもそりゃそうなる。
ここスペインの地でもグラッソの育成方針・指導方針は
「日本を代表し、世界で通用する」育成が出来ていると言う事。
それは私の「目」で見て明らか。
世界に誇れるグラッソの育成は
グラッソに関わる全ての選手・保護者・スタッフに
誇りと自信を持ってもらいたい。
グラッソ選手は世界に通用する
世界で活躍できる生活スキルを備えていて
世界で活躍できるプレースキルも備えている。
ただ、まだまだ「始まったばかり」で
まだまだ「発展途上」
これからも日々、積み上げて
世界に羽ばたく選手になろう。
世界に羽ばたく選手を育成しよう
そして、グラッソで
海外遠征をして