これは、ワカタケの稲若さんのコメントです。
MIC地中海国際トーナメントやイスカルカップに参加した親御さんがどれだけ海外に行ってるかはわかりませんが、日本で待つ側と現地にいる側。
これは感覚が全く違います。
例えばWIFI。
WIFIはあるんですがホテルによっては弱かったり、
または1時間ごとに入れ直したり。
ホテルの鍵。
携帯に近づけたらすぐに開かなくなります。
ロビーにいけば鬼のように列が出来たり、中々対応してくれなかったり。
バスは時間通りに来ません。
予定はいきなり変わります。
ただこの全てに一喜一憂することが出来ないのが海外です。
プントを求める日本人はこっちに来ないとわからないことばかりです。
電車の時間を分単位で求める日本人は世界からしたらかなり珍しい人種です。
役所に行けば決まり事は絶対ですが、こっちは交渉次第で融通が効きます。
いい面もあれば悪い面もあります。
ただこの感覚という部分は多ければ多いほど視野は確実に広がります。
子供はあっという間に適応するのと、大して考えないので気付けば感覚が養わされています。
この国はこうだ
この国は日本と違うね。
で終わりです。
言葉に出して比較することはないし、そこでストレスを感じる前にADAPTA〔受け止めます〕
それがこの子達の強さです。
文化への適応。
国との比較。
世界に出て行く子供達が持つべきものなのだと思います。
私もそう思う。
行けばわかる。
行かなければわからない。
日本が「便利すぎる」
そして、「臨機応変」「状況判断」
サッカーの世界では
「当たり前」です。
どうにかしてプレーを成功させないといけない。
プレーで「結果」を残さないといけない。
運営やクラブ活動、人生も一緒。
「臨機応変」「状況判断」
スケジュール変更とか、予定変更なんてザラにある。
「相手」があることだから。
そこに対してつべこべ言ってたら
何もかも始まらない。
海外に行けばわかる。
不自由の中、文化が違う中
どうにかして生きて生活しなければいけない。
どうにかして都合を合わせないといけない。
その時その時で合わせられなかったら
何も生まれず
終わりを迎えるだけ
それでは「レベルアップ」なんてするわけない。
この「論理」と「事実」は
選手・スタッフ・親御さんは
肝に銘じなければならない。