難しいトレーニング
サッカーの理解・サッカーを学ぶこと
言われていることのレベルが上がってくる
こうなったら、理解するのに簡単ではなくなる。
当然、疑問に思うことが出てくるのが必然。
わからないままが1番自分にとって困ることで
わからないままだと成長を妨げ
時間と労力が無駄になり、「正しい努力」とは言えない。
私も上の選手達には言い続けていることだが
疑問に思うことは
質問するなり、聞いてくるなり
「自らアクションを起こして疑問を解決する」能力と力がなければ
上のレベル・トップレベルで生き残ることは不可能である。
要は、ディスカッション
議論しないと向上しない。
それが監督と選手の立場であろうが関係ない。
これも私が言い続けていることだが
監督やコーチは学びの環境であれば「先生」
ただ、読んで字のごとく
先に長く生きているだけ
サッカーの経験と知識は豊富にあるが
別に偉くもなんともない。
「対等な立場」でお互い
腹を割って話をする
議論する
質問する
そうすることによって深くそのことを考える「きっかけ」になり
映像化・言語化してその子目線で噛み砕いて理解させてあげれば
その能力が身につく。
これを親のアクションではなく
自分のアクションでこれが出来てくるとめちゃくちゃ良い。
最高に素晴らしい。
こんな選手が増えてくれることを願う。
ただ、勘違いしてほしくないのは
考えたらわかることを質問するのはダメ
練習中に
「トイレ行ってきて良いですか?」とか。
それは、その時の状況見たらわかることでしょう。
行って良いか、ダメなのか
試合中に・試験中にトイレ行けますか?
ということです。
試合中は自分で認知して・判断して・決断して・実行しないといけないんだから。
与えられた時間でそれを出場している、ピッチに立っている選手が
責任と覚悟を持ってやり続けなければいけないのが「サッカー」です。
それができないとプレーが「自立」しませんよ。
えりしょうみたいに海外に留学して
スペインで通訳なしで生活はもちろんのこと
コミュニケーションが取れなければサッカーもプレーできず、自分を出せないまま終わってしまいますよ。
えりしょうはこれから
日本とは考え方も文化もサッカーも生活も時差も
全て違う国、環境で
セルタという100年を誇るクラブで
研ぎ澄まして責任と覚悟を持ってシビアに評価される「サッカー大国」で
取り組み・生活しなければならない環境へ「チャレンジ」するんだから。
そこの部分も
セルタも凄いけどそこに評価されてオファーをいただけているえりしょうも凄いし
チャレンジする事も凄いんです。
質問・議論はそれなりのレベルの事を聞くことです。