先日、サガン鳥栖U-12の監督さんからご連絡をいただき
グラッソFC 2年生のたいが
この度、サガン鳥栖ジュニアセレクションを受け、飛び級で合格しました。
この目標に向けて今まで頑張ってきました。
去年からセレクションを受けると聞いてましたし、去年はダメでしたが
グラッソでしっかり積み上げて
今回「目標達成」と言うことになりました。
基本U-10は新4年生から受け入れるんですが、新3年生で飛び級で合格したのは
サガンの期待の表れでしょう。
とても嬉しいことであり
本人が目標にしていたステージに行けたことは本人も家族も嬉しいことだし
我々スタッフも彼の目標に矢印をしっかり向けて指導してきました。
それが叶い、我々もさらに自信と成果を上げ
「選手育成型クラブ」としての最高の仕事ができ
ビジネスで大切な
お互いWINWINの関係にすることができました。
さて、ここからがさらに大変。
入るまでが大変だけど、入ってからがもっと大変です。
日本最高峰の「競争」が待っています。
その「競争」は良いことばかりではありません。
むしろ、苦しいことや辛いことの連続
上手くいかないことばかりになるでしょう。
サッカーだけではなくサッカー外でも。
でも、それが「サガン鳥栖」であり
日本最高峰の競争を生んでいて
育成日本最高峰と言われる所以です。
「強烈な自己主張」を当たり前とする日本トップレベルで
自分を表現できなければあっという間に潰れてしまうでしょう。
しかし、そこに行けば誰も助けてはくれません。
甘えることは許されません。
下の年代だから、3年生だから、怪我しているから
そんな言い訳は通用しない世界です。
「結果」が全ての世界です。
「自分の力」で乗り越えるしか道はありません。
だからこそ我々が厳しく指導してきました。
そこに行けば分かります。その「意味」が。
行かなければわからない。
自分の都合でとか疲れているからとかでもちろん練習や試合は休めないし
親が送れなかったら自分で電車やバスを使って来なければいけないし
「自分の都合」では通用しない世界。
私も電車で通っていたころ、何度も鳥栖駅や佐賀駅でサガンのジュニアの選手達を見てきました。
プロを目指す組織
トップレベルを目指す組織・選手はそんなの「当たり前」ですからね。
「Jリーグ下部組織」
ましてやJ1のチームの組織内ですから
プロと同等いや、それ以上の意識と取り組み方がジュニア~ユースまで求められます。
そこを本人も親も理解しないで行ったら
まず、監督やチームから評価や信頼を落とすことになるでしょう。
「自分のことは自分でやる」
「当たり前のことを当たり前に妥協せずにやる」
それがあって、サッカーのプレーでの日本最高峰の「競争」が初めてできます。
それすらできなければサッカーでの競争すらさせてくれません。
それができて、競争に打ち勝って
初めて日本トップレベルになると思います。
少なくても私は、学生時代プロを目指して努力した「経験」があり
プロサッカー選手になった「成功体験」があり
それ以上に「失敗体験」をしてきて
プロでやってきた「経験」があり
日本トップレベルや世界レベルを「自分の目と身体」で見て感じてきた「経験」があります。
だから伝えられる。
これは誰もが分かることではありません。
「私」だから分かることです。
そして、サガンに入りたくても入れなかった沢山の選手・家族の「想い」があります。
本人も親も
それそれなりの
サガン鳥栖という日本最高峰のステージでやる「責任」と「覚悟」を持って
これから頑張ってほしいと思います。