GRANDE LAZOS FC

GKのレベルと重要性

ここ最近グラッソのGK事情が変わってきている。

 

まずジュニア年代はこうた(5年)が骨折により戦線離脱中

 

そこで私の「眼」で見定めした中で

えみり(4年女子)とゆいと(3年)にGKをと本人達に打診したら

 

快くオッケーをいただき

えみりはU-12

ゆいとはU-11の方に帯同してもらっているが

 

とてもとてもレベルが高い

 

本当にGK始めて1ヶ月とは思えないクオリティー

試合でも高いクオリティーを出しているが

普段の練習からとても素晴らしいパフォーマンスを見せてくれている。

 

元プロGKの私でさえ凄くびっくりしているくらい才能がある。

 

ボールにアタックすること

ボールを抑えること

シュートを止めること

そして、ボールを奪った後のフィード

 

全てがトップクラス

 

 

そして、1番は「逃げない」

「向かっていく」根性があると言うこと。

 

 

これはとてつもない才能です。

 

 

えみりなんかは4年生の女子でかなり身長も高い

このまま毎日積み上げることができたら

なでしこジャパンも夢ではないと思う。

 

 

ゆいとも3年生にしてはこの年代トップクラスなので

順調に成長していけば凄いGKになるかも。

 

 

非常に楽しみです。

これでこうたも含めて3人のGKで競争することになります。

純粋な競争で3人全員のレベルが上がれば

「GK王国」と言われるグラッソFCのみりょくもさらに引き立つでしょう。

 

 

 

 

ただ、問題なのは中学

 

 

今、かずのすけ(中2)とかける(中3)がGKでトレーニングしている。

かけるはFPも兼任しているため、多くは求めていないが

正GKのかずのすけのクオリティーとGKとしての考え方・取り組み・練習量

全てが私の基準に至っていない。

 

 

先日の中体連予選も何度も自分のミスによってチームをピンチに陥れている。

それは「守護神」「最後の砦」として

絶対にNOです。

あり得ない。

 

 

今、ジュニア年代が凄く良いのは

GKの安定、GKとしての力を存分に出し

「全力で」「必死に」練習して

失点しないように頑張っている姿があるからこそ。

それは見ている他の選手・スタッフ・保護者の皆さんは間違いなく見てそう思っているでしょう。

 

 

しかし、かずのすけはGKに1番大切な

「全力で」「必死に」やっていない。

 

 

本人はやってるつもりでしょうが

甘すぎる。

 

 

ましてや本人、「トップ」を目指しているんだから

尚更甘すぎる。

 

 

それでトップにいけるんだったら

誰でも行けるし

私もそうしたかったですね。

 

 

私は本当に死に物狂いで毎日を過ごして

毎日傷を作って

毎日砂だらけ・泥だらけでプレーしてトレーニングしてきた「自負」があり「事実」があります。

じゃないと高卒プロJ1チームなんて「不可能」です。

 

 

試合中にシュートを見送ってゴールを決められるなんて

論外です。

 

 

それは練習から平気で出しているからね。

練習でやってることが試合に出ます。

 

 

私なんか上手くなりたい、強くなりたい、勝ちたい一心で

自分から声をかけて、シュート上手い選手、強い選手にシュートを打ってもらいましたし

大人にもシュートを打ってもらって、ハイボールを競りに行きましたよね。

 

 

でも、あいつはそれをしない。

それは大きな「差」です。

 

 

自分の今の立ち位置で満足しちゃっている。

 

声も声が枯れるまで出していないし

「魂」を込めて声を出していない。

 

 

だから、プレーも「魂」が入っていない。

 

 

「心」が「身体」を動かします。

「心」「魂」がないと身体は動きませんし、腑抜けのようなプレーになるのは「必然」です。

 

 

私なんか「魂」で声を出せばプレーも「魂」を出せるって教えられたものです。

 

6年生の時の北海道選抜でナショナルトレセンに高知県に出発する前日に校長室に挨拶しに行ったエピソードは

前にもお話ししました。

 

 

結局、プロには入れたポイントも「声」

おまえは他の候補の3人よりも誰よりも声を出し続けていたからおまえを選んだと。

Jリーグを代表するGKで数々の名GKを育てたディド・ハーフナーさんに言われた一言です。

 

 

そして、プロ2年目

忘れもしない「地獄の1年」の鬼のような練習で鍛えてくれて

退団する時は私が号泣するほどお互いを慕ってくれていた

ブラジルの名門・グレミオで選手としてインターコンチネンタルカップ(現クラブW杯)コーチとしてもトヨタカップ(現クラブW杯)を制覇していて

楢崎正剛さんを始め、数々の名GKを育てた

ブラジルのレジェンド、マザロッピさんに教わりました。

 

私はこの2人からGKとしての全てを教わりましたし

この2人の「DNA」を受け継ぐ者でもあります。

だから、本当に「ベース」がまるっきり違います。

 

 

また、2人に会いたいな。

 

 

 

 

ちなみに

今、佐賀の育成年代で私の基準に満たしている選手は

ソルニーニョの6年生GK。

このまま順調に育っていけば、彼は将来素晴らしいGKになるでしょう。

 

 

 

これから本番までの1ヶ月半

追い込みますよ。

「GKがチームを勝たせるんです」

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