6年生の中里えにしのお父さんから
月曜日に練習参加した選手・スタッフ全員に
ニラの差し入れをいただきました!
ニラはたくさんの栄養素をもっている野菜です。
その中でもニラを代表的な栄養がβカロテンです。
βカロテンはにんじんやホウレンソウなどの緑黄色野菜に多くふくまれていますが、ニラはそれよりも高い含有量をほこる野菜です。
100gあたり3500μgものβカロテンがあり、これは野菜のなかでもトップクラスの量です。
βカロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素で、主に目や皮膚などの健康維持に欠かせません。
ほかにも抗酸化作用に優れているため、アンチエイジングにも役立ちます。
強力な抗酸化作用があるビタミンE
ニラにふくまれているビタミンEにも、強力な抗酸化作用があります。
体内にある活性酸素の働きをおさえて、皮膚の代謝をアップさせる効果が期待できます。
そのため、シミやそばかすのケア、肌荒れ防止などの美肌づくりの手助けにもつながる栄養素なのです。
免疫力アップのアリシン
ニラの独特の匂いの元である栄養素がアリシンです。
アリシンはニンニクにもふくまれている栄養素で、独特の辛味や匂いを生み出しています。
この辛さをかんじる匂いこそ疲労回復をサポートするアリシンなのです。
アリシンはビタミンB1と結合して、体内に長時間とどまって疲れた体をいやしてくれます。
ただしアリシンは熱に弱く栄養が壊れやすいため、調理方法に注意が必要です。
油といっしょに料理すると、アリシンが分解されにくくなるので、ぜひ油で炒めましょう。
貧血予防に役立つ葉酸
ニラは貧血対策につながる葉酸(ようさん)も多く含んでいる野菜です。
葉酸は赤血球を成熟させるために欠かせない栄養素。
葉酸が不足していると葉酸欠乏症になってしまい、貧血をおこす原因につながります。
この葉酸不足による貧血を「巨赤芽球性貧血 」とよび、特に多くの血液を必要とする妊婦にはたっぷりの葉酸がかかせません。
お腹の調子を整える食物繊維
ニラは100gあたり2.7gもの食物繊維が含まれています。
しかも、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の両方がはいっているため、お腹の調子を整えて便秘予防につながります。
水溶性食物繊維は腸の中の水分をとりこんで、スムーズな排便を手助けする食物繊維です。
そして不溶性食物繊維は腸に残った食べかすなどをからめとって、いっしょに便として排出するために役立ちます。
ほかにもニラは水分の排出を手助けするカリウムなど、むくみ対策につながる栄養素も含んでいます。
体の中にあるよけいなものを外に出して、アンチエイジングをサポートするビタミン類をたっぷりと含んでいる、まさに健康や美容にうれしい野菜の1つなのです。
差し入れ、ありがとうございました(^^)