GRANDE LAZOS FC

歴史的なことが起こっている

今日行なわれた全国クラブユース選手権の準決勝

九州代表のソレッソ熊本が川崎フロンターレを2-1で破り

なんと決勝に進出!

 

もう1試合も

FC多摩が鹿島アントラーズを4-3で破り決勝進出

 

なんと、街クラブ2チームで全国チャンピオンを争うことになりました。

 

これはクラブユース選手権が始まってJリーグ下部組織達が立ち上がり、力をつけてから

初めてのことで凄いことです。

 

Jの下部組織が全滅して、街クラブに負けて

街クラブが残ったわけですから、サッカー関係者からすれば「衝撃」であり「希望」ですね。

 

全部のチームとは言いませんが

Jの下部組織は基本的にその名の通り

「Jリーグチームの下部組織」であり

「勝利」が絶対命題で取り組んでいるチームがほとんどです。

プライドがあります。

育成なんて2の次に置いてるチームがほとんど。

 

 

だから、ジュニア時代に下部組織に入っても

そこからジュニアユースやユースに上がれる選手なんて片手~いっても両手程度です。

それは「育成できていない」と言っていることを外に発信していることにもなります。

 

 

街クラブが育てた素晴らしい魅力ある選手が下部組織に引き抜かれ

そのチームのチーム力が落ちて

勝てなくなり

徐々に選手達が強いチームに移籍したりしてしまって

そのチームが衰退してしまう。

かと言って、引き抜かれたクラブからその対価としての何の報酬もない、メリットがない。デメリットしかない。

それは自身やチームの「生活」がかかる「死活問題」です。

だから、街クラブの指導者の皆さんは敬遠してしまう。

これが「勝利至上主義」になっている所以です。

 

 

でも、街クラブの事を考えたらこれは仕方ありません。

だからこそ、「サッカービジネス」としてそもそもの仕組みを変えないと

劇的に変わっていかないと思います。

 

 

「育成」をテーマに選手の価値を上げることによってお声がかかり

そこにその選手を育成した対価

そして、次の素晴らしい選手の育成に力を入れてくださいねということで「育成費」が支払われ

それがそのクラブのさらなる育成に繋げて

クラブとしての価値を上げることの方が

よっぽど健全だと思います。

 

 

改めて言いますし、何度も何度も言ってきていることですが

グラッソFCは「選手育成型クラブ」です。

「選手としての価値を上げる」ことが本人や家族が幸せになる。

しかし、価値を上げることは簡単なことじゃない。

自分と向き合って、色んなものと向き合って

親の協力なくしては「真の育成」はできず

「真剣に」「本気で」「全力」で取り組むところがグラッソFCです。

 

そして、セルティックやレアルマドリードのように

選手としての価値を認めてくれるから次の道が繋がり

選択肢が多く持てるようになり

豊かなキャリアを築けることに繋がっています。

それが「クラブの価値」に繋がります。

そいう取り組みをしています。

 

だから、どこかのチームに声がかかって

仮に移籍したとしても

「またそういう選手を育成すれば良いじゃん」という考え方です。

 

 

 

色々言いましたが

そんな状態の中で、街クラブの2チームが勝ち上がることの意味を

我々はこれから考えていかなくてはいけません。

 

我々にとっては「勇気」や「希望」が湧く結果となりましたし

刺激を沢山もらいました。

 

3月にソレッソ熊本さんと練習試合をさせていただいたときも

決して良いとは言えない環境でトレーニングしていて

それでもソレッソの選手達は止める蹴る、判断する実行するを間違えない。

凄い高い技術とスキルを持っていることをこの場で感じましたし

選手達もタフさと上手さを「体感」で感じたと思います。

 

どれだけそこに矢印を向けられるかがやはり大切です。

 

 

 

明日はいよいよ決勝戦です。

我々としては同じ九州のソレッソ熊本に勝ってほしいと願っています。

 

 

そして、全国中体連も明日が決勝戦です。

同じ九州勢の神村学園vs日章学園の九州ダービーです。

明日、NHKのEテレで10:00から生放送です。

ぜひ、観戦しましょう。

 

 

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