背番号1GKこうた(5年)
大会通じて安定したゴールキーピングを披露
ハイボールも安定感があり、素晴らしいパフォーマンスでした。
他チームからの評価も高く、この年代で全国的にもトップレベルのGKだと思います。(少なからず5年生の時の私より上手いです)
課題は「俊敏性」「守備範囲の広さ」「ビルドアップの積極参加」「迫力あるコーチング・逆サイドへのコーチング」「速いシュートへの対応」「相手がひっくり返るようなキック力」です。
俊敏性が上がれば走るスピードも上がります。そうなれば守備範囲の広さは自ずと広くなりますし、スピードがあるから自信を持って今までの自分の守っていたエリアを飛び出すことができます。
そして、俊敏性が上がれば、ゴールへの守備範囲も広がり、3失点目のような速いシュートに対しても対応できるようになります。
=シュートストップ率も格段に上がります。
私はペナルティーエリアはもちろん、ペナ外も多くのエリアをカバーできる足の速さと俊敏性を持っていますし、速いシュートへの対応も速く行えます。(確認したければシニアの試合を見て確認してください)
それは俊敏性+身体の持っていき方や速く手を出す方法を知っているし、身体に染みこませるように反復ドリルのGKトレーニングを誰よりも行ってきたからです。
小学生時代にコーチなど大人のシュートを受け続けてきたからこそ身についたスキルです。
そして「勇気」はGKにとってめちゃくちゃ重要なメンタリティー要素です。
GKは身長がものを言うポジションです。課題を強みに変える作業をしながら、俊敏性を高めるようなトレーニングを多く取り入れて、よく動いて、よく食べて身体の成長・身体能力の成長を促しましょう。
よく寝れてはいると思うので(笑)
課題が身についたら全国NO.1GKにも上り詰めれると思います。
その為にはまだまだ成長が必要です。
背番号2MFそら(6年)
今大会、出場時間は短かったが、チームでの役割・ベンチでの役割をしっかり務めながら、出場したときにはテンポの良いプレーでチームに良い流れを生んでいました。
課題は「個の力」を上げること。
安定はしているが、力での勝負や速さの勝負になってしまうと後手を踏んでしまう所があるので
全ての能力において力強さと速さを身につけてほしい。
そうすれば今持っている良さをさらに活かすことができるはずですし、より自分の理想のプレーが実現できるはずです。
その力強さを身につける為には、より鍛え、より食事を食べて、よく寝ることです。
自分の身体を磨かなかったり、強化しなかったらサッカーはより難しいものになります。
サッカーは身体が資本です。
夜更かししては身体の成長は制限されてしまいます。
自分の身体を強化するためのマネージメントをしっかり行っていきましょう。
背番号3MFたくと(6年)
今大会、出場時間は多くなかったが、出場したときの空中戦、セカンドボールの回収は誰よりもできていました。
まだまだ不慣れなポジションの中でも何とかしようとプレーに実行性がありました。
運動量が素晴らしいたくとの課題は「力強さ」「俊敏性」「キック力」「コミュニケーション回数を増やす」ことです。
そこが身につけばより多くの選択肢が増えて判断を間違えないこともできるし、自信を持ってプレーもできるはずです。
彼は「自信を持つこと」が全てです。
自信をつけるためには「結果」が大事です。
その結果を出すためにはこの課題を強い気持ちを持ってクリアすることです。
元々の運動量と頑張りは人一倍素晴らしいので、課題の要素がストロングになったら想像を超えるような選手になると思います。
スピードに慣れるように速さに対してこだわりを持ってトレーニングしていきましょう。
背番号4MFつむぎ(6年女子)
今大会、出場時間は短かったですが、出たときの球際の強さと縦への推進力は女子選手ではトップレベルにあると思います。
予選リーグ最後の試合でたくとと連携して奪ったゴールは素晴らしいものがありましたし、何とかしてやるという「気迫」をプレーで感じ取ることができました。
負けず嫌いで誰よりも努力を怠らないつむぎの課題は「俊敏性」「判断の速さ」「スプリント回数を上げる(持久力)」「浮き球の正しい処理」「プレーに対する身体の姿勢」です。
どうしても無理してプレーしたり、体勢を崩しながらプレーすることがあります。そうなるとプレーの質は格段に落ちてしまうので、正しい姿勢でプレーを完結させることが課題です。
要は身体の使い方をもっと極めましょう。
そうすれば浮き球の処理も簡単にできるはずです。
縦への推進力はあるので、+違う速さ「判断スピード・実行スピード」と「俊敏性」を高めることができれば瑞季を超える選手になると思います。
後は、フル出場するためには「持久力」をつけてスピードを変えずにトップスピードで行えるスプリント回数が増えれば良さがさらに活かされることができるでしょう。
その為には運動量と食事の量を増やしましょう。
背番号5MFえりしょう(6年)
今大会、初めてボランチに据えてから安定感があり
ポゼッションの落ち着き、左足でのキックの正確性が良く活かされたと思います。
球際の強さも中盤で際立っていて、苦手だった空中戦も優位にプレー出来できて、強みに変わる可能性が出てきたように感じます。
予選リーグ最終戦のスーペルゴラッソは今大会NO.1ゴールになってもおかしくないシュートは素晴らしかったです。
FKも武器で、今大会はそこまでなかったですが、今後得点チャンスやパターンが作れるような素晴らしい左足があります。
課題は「俊敏性」「スプリントの速さ」「展開力」「嫌なところにボールを運べるスキル」「ミスしたときの切り替え・落ち着き」です。
彼の良さをさらに活かすためには「速さ」は必須です。
足が速くなるトレーニング(アジリティトレーニング、スプリントトレーニング)、その為の身体の使い方を理解できるようになればプレースピードが上がり、ボールを前進させることもできるし、もっとシュート回数が増えると思います。
足の速さだけではなく、すぐに足を出せて回転速く足を駆けたりステップを速く行えるような俊敏性を身につけばさらに良さが出るでしょう。
中村俊輔さんにモハメド・サラーやフォーデンのようなスピードを足すイメージです。
そこを目指しましょう。
それができればサッカーの理解は高いので、自ずと展開力や相手の嫌なところへボールを自分で運ぶことができるはずです。