今日の全日本U-12サッカー大会決勝
ソレッソ熊本がFCアロンザを1-0で勝利し、全国制覇を果たした。
FCアロンザもチーム創設6年での全国ファイナルは賞賛に値することです。
ボールに対して攻撃も守備も連動して個人技術・スキルも高いものがあった。
素晴らしい戦いでした。
ソレッソ熊本は初の決勝進出で初の全国制覇を果たした。
本当におめでとうございます!!
ソレッソさんとは今年3月末に練習試合をさせていただいた
この「日本一」のチームと試合ができた
「日本一」とは何なのかをこの試合・時間で感じれたことは大きいと思う。
育成で大切な要素の1つ
「天井を見ること・感じること」
対戦してみて体感したこと、振り返りが
今後のサッカー人生に大きく左右されるし、活かされるはずです。
来年はあの舞台に我々が立てるように。
そして、もう1つ感じたこと
「Jクラブと街クラブの差が無くなった、むしろ超えてきた」ということ。
これは日本サッカー少年年代の「劇的な変化」を表しています。
Jクラブの良さがあるんだけど、そこが薄れていきつつあり
街クラブのストロング・特徴が大きく発揮されてきているのが実情です。
街クラブのチーム・指導者の皆さんの努力とブランディング・マネージメント
それが選手・保護者の皆さんに伝わって
街クラブのレベルがホップ・ステップ・ジャンプと飛躍してきました。
しばらくこの流れは続くと思います。
Jクラブも育成に対してより真剣に向き合わないと
周りから評価されなくなってくるでしょう。
ベスト16のチームにJクラブが3チーム(ジェフ・マリノス・横川武蔵野)
16分の3です。
ベスト8ではジェフの1チーム
ベスト4には1チームも上がれず
ベスト8で全滅です。
スペインではあり得ません。
レアルマドリードやアトレティコ・マドリード
バルセロナなど、ラリーガのチームは負けません。
ベスト8やベスト4にはラリーガのチームしか残っていません。
今年スペインで出場したイスカルカップではベスト4にレアルマドリード、アトレティコ・マドリード、レバンテ、バレンシアの4チーム
ラリーガの4チームがベスト4に残りました。
これが「現実」であり、「当たり前」です。
「当たり前」ではなくなっていることを感じて
Jクラブは切磋琢磨していかないといけないし
選手・保護者はシビアにそこを見て正しい評価をした上で
目指すか目指さないか、行くか行かないかを選ばなければいけないし
街クラブにとっては生き残る為に、そしてよりクラブの価値を上げるめちゃくちゃ「チャンス」の状態です。
我々も佐賀において、そこの「牙城」を崩すべく
来年もチャレンジしていきます。