今日は宮崎にやってきました。
その目的は
J1鹿島アントラーズのキャンプ視察にやってきました。
選手達に高い目線でと言っている以上
指導者がお手本として示していかないといけないよね
ということで「アップデート」させにきました。
日本トップレベルのプレースピード・強度・技術・スキル・身体能力を自分の目で再確認しに来たんですが
もう1つ目的が。
それは元コンサドーレのチームメイトで
大大大先輩であり、日本トップレベルのGKだった佐藤洋平さんに会いに来たというのもありました。
洋平さんは現役時代、鹿島で鹿島全盛期に活躍し
コンサドーレへ
コンサドーレでは岡田武史監督時代に正ゴールキーパーとして君臨し続けて
2002日韓W杯では日本代表候補に
私が2002年にコンサに入団したときから大変お世話になり
GKの全てを学んだ方です。
2年後にコンサからジュビロへシーズン途中で移籍したときは
すぐに正ゴールキーパーの座を掴み、天皇杯制覇に貢献。
現役引退されてからはGKコーチとして
鹿島アントラーズでGKコーチを経て
2016リオデジャネイロオリンピック日本代表GKコーチ
現在は鹿島アントラーズトップチームのGKコーチとして
日本のトップの第一線で闘っているGKコーチであり
コンサのレジェンドであり
ジュビロのレジェンドであり
鹿島のレジェンドでもあります
洋平さんと会うのは、ジュビロに移籍して以来約20年ぶりです。
いざ、現地に着いたら
練習の準備中でたまたまこっちに寄ってきたんで
「おはようございます!ご無沙汰してます」
と声をかけさせていただいたら
「おーあべ!!」
って秒でわかってくれて、びっくりました(笑)
ここに来た理由とか、「今どこで何してるの?」って言っていただいたんで
ドルトムントのこと、佐賀のこと、グラッソのことを話させていただき
練習後に話しようぜと言うことで一旦引いて
トレーニング開始
やはり、トップレベルと言うこともあって
フィールドプレーヤーもGKもめちゃくちゃ中身の濃い練習をしていました。
このトレーニングはグラッソでもやったことのある「シメオネ」のフルコートバージョン
できるだけ少ないタッチで
2タッチもしくはダイレクトで
守備の強度ももちろん高く、速い中で
新監督のポポヴィッチさんも「プレースピード」「プレーテンポ」はめちゃくちゃ声で・身振り手振りで
かなり強く主張していました。
私もそう思いますが、この2つは現代サッカーの「基本」であり、「ベース」です
ここがないと発展しないです。
その中でもボールへの関わり方、パスの運び方、3人目・4人目の連動
そして、逆サイドへの意識と関わりを指導していました。
その中でも守備の強度がちょっと落ちたり、ボールの失い方が悪かったり、切り替えがちょっと遅かったら
監督もチームメイトも強く怒っていましたね。
それはそうです。
「プロ」ですから。
とことん上を求めています。
鹿島は「常勝軍団」ですから。
それらを求められながらも1番印象に残ったのはFW鈴木優磨選手
強さ・高さ・上手さ・サッカーの理解・自己主張
全てが別格でしたね。
彼がストレスなくプレー出来たら相当点が取れるでしょうね。
そういうFWにグラッソのFWは育って欲しいですね。
そして、午前の練習終了後に
洋平さんと少し長い時間お話しさせていただき
懐かしさと再会できた嬉しさを伝えることができました。
最後に
「LINE交換しようぜ」って言っていただき
交換させていただきました。
本当に来て良かったです。
自発的に動き、即行動に移し、動いて道が切り拓いて
また「人生を懸けて闘った先輩・仲間」と再会できた刺激は何事にも代えがたいものとなりました。
午後も練習を見て、勉強して佐賀に帰ります。
洋平さん、ありがとうございました(^^)