今日から開幕した
UEFAヨーロッパチャンピオンズリーグ
グループリーグ初戦
セルティックvsレアルマドリードをテレビにて観戦したんですが
凄すぎる。。。
最初の入りはセルティックがめちゃくちゃ良かった。
古橋選手、旗手選手、前田選手がどれだけ王者レアルマドリード相手にできるか
楽しみにしていましたが、入りは良かった。
レアルマドリードは上手くいっておらず、少しイライラしている感じだった。
ベンゼマも途中で膝を負傷し交代。
アザールがここ数年試合経験を積めておらず、ましてや慣れないセンターFWの位置で出場
このままセルティックが流れに乗って勝つのかなと思ったら
徐々にレアルマドリードがポゼッション率を上げて
セルティックはボールへのアタックが出来なくなり
アタックしようとボールに行ったら
簡単に逃げられ、回避され
剥がされる状況に
そこからレアルマドリードが少ないチャンスを得点に結びつける。
アシストしたフェデ・バルベルデのパスもエグい
2点目のモドリッチの個人技とシュートの上手さが凄く
3点目なんか何十本パスを繋いで
相手にボールを触らせずに
ゴールへ運んでしまった。
グラッソがやりたいサッカーをいとも簡単に
チャンピオンズリーグの舞台でやってしまうレアルマドリードの技術とスキルとサッカーの理解とメンタルとフィジカル
凄すぎる。。。
3点目のゴールまでのパスは33本
その前のプレーの流れではパス19本
その前ではパス25本
相手にボールを触らせずにボールを保持しながら
ゴールへ向かっていた。
もちろん、パス回しが目的ではなく、パスが1番の選択肢ではなく、パスだけではない。
ドリブルもあり、4つの理論とスペースを上手く使いながら
相手がボールへアタックできない状況を作っていた。
凄い。。。
それだけ回されたら、やはり、セルティックはだんだん足が止まっていた
ボールにも行けない。
ボールを持っている選手の状態
オフザボールの選手の立ち位置と動き出しのタイミング、パスの方向とボールの置き所
全く間違えない。
だから、足が止まったというより
足を止めさせられていたという表現が正しい。
そして、レアルマドリードの選手たちの運動量と運動の質が半端なく高い。
特に中盤の3枚と後ろの4枚
止まるときと抜ける動きの時との区別が素晴らしく
スペースを活かすだけではなく
スペースを作る動きも際立っていた。
相手を見ながら自分たちが主導権を握り
状況によってプレー判断していく
そこに技術を乗っけて正しくプレーしていく
決定的な場面では身体を張りゴールを守り
高い確率でゴールを仕留める
これが「大人のサッカー」
そして、相手を見ながらなんだけども
プレースピード、プレー強度がめちゃくちゃ速く、高く
レアルマドリードサマーキャンプIN佐賀でバジーナトゥリスタンが言われていたことが実際にプレーとして表現されていた。
こりゃ凄いサッカーを見せられました。
グラッソもそんなサッカーがしたいし
そんなことが表現できる選手たちを育成しようと改めて思いました。
我々はレアルマドリードではない。
だから、真似はできない。
けど、世界のサッカーに近づけることは出来る。
世界を見て育成は出来る。
そして、やはり日本人がチャンピオンズリーグの舞台に立っていると言うこと
チャンピオンズリーグアンセムを聞いて心が震えたこと
旗手選手がアンセムを目を閉じながら
「やっとこの舞台に来たんだ。夢が叶ったんだ」
と言わんばかりの姿勢でアンセムを聞いていたことに感動した。
チャンピオンズリーグの舞台にスタメンで立つことがどれだけ名誉なことで、凄いことか。
我々もその舞台に立つような選手が出てくれることを心から願っている。