今回の学童地区代表決定戦で振り返りをしたときに
1番感じることは
「世界との戦いを経験しているか」ということ。
今回の試合、勝ったことはとてつもないことで素晴らしいことではあるが
内容を考えたときは、良い内容ではなかった。
準々決勝も準決勝も内容が良くなかった。
でも、何で勝てたか?
それは紛れもない
「日々・日常の努力」
そして
「世界と闘った経験があるか」ということ。
今回のグラッソのメンバーの中で
ゆうせい、ひびと、えりしょう、GKこうた
この4人はスペイン遠征をして
日本選抜メンバーとして
その年代の世界最高峰の戦いのイスカルカップやドノスティカップ、MICを闘ってきた経験があったから。
レアルマドリードやアトレティコマドリード、ヘタフェ、ベティスやマジョルカなど
スペインのビッグクラブの選手達と闘ってきたから。
そして、パリSG、セビージャ、バレンシア、レバンテ、アメリカ・ポルトガル・UAEのクラブなどの試合を間近で見れたから。
スピード、強度、攻守の切り替えの速さ、技術とスキル、戦術理解力、フィジカル、メンタリティ
サッカーに必要な全ての能力を「体感」「肌感」で感じてきたからに違いない。
そこから日々のトレーニングで落とし込んで
「日常」にして「習慣化」できたから
チームの流れが悪いときに仕事ができ
悪い中でも「力」があるから勝ちきれる。
これは本当に大きい。
私も監督としてレアルマドリードワールドチャレンジとイスカルカップで世界と闘ってきた経験が大きかった。
それがあったから「世界基準」が明確化されてトレーニング方法や必要な技術・スキルを
理解できたことがこの結果へと導けたんだと思う。
そして、何より
世界の選手達は
サッカーへの情熱が半端じゃない。
それを4人が感じて帰ってきたことは本当に大きかった。
今週の学童地区代表決定戦・決勝戦を終えたら
ふくりゅうとえりしょうが
先日のレアルマドリードサマーキャンプIN佐賀で優秀選手に選ばれた選手達で
スペイン遠征をして
レアルマドリードの練習場「シウダード・レアルマドリード」でのキャンプに臨む。
また、世界を知る選手達が増えて、経験値を増やして
得るものを得て
成長して帰ってきてくれることを願います。