先日の試合の振り返りを終えて思うこと
自分たちの方向性は間違っていないということ。
レベルは確実に上がっているということ。
前回の6月に対戦したときは
互角の中でも「負けた」という状態から何とか引き分けに持って行った。
でも、今回は負けはしたが、ポゼッション率は約60:40くらいで上回っていた。
強い相手でもボールを持てることはできて
今週のテーマの予測・反応においても数値化したら相手を上回っていた。
だから、悲観することはないが、個人個人を見ると
課題は明確で
改善しないと成長はないという感じも受けた。
もっと勝つ確率を上げるために
1人1人のミスを減らして、プレーの成功率を高める。
個人技術・個人スキル・個人能力(戦術理解力・実行力、フィジカル、メンタル、人間性・人間力)をもっと上げていかないと。
その為に改善しなければいけないこと。
それが技術なのか
スキルなのか
いや
ほとんどの選手はメンタルであろう。
そして、オシム監督の言葉がさらに間違っていないことが理解できることに繋がっている。
【ミニゲームにしろ少人数のプレーにしろ、常にメンタルをベースにした】
成功した後では、選手にリスクを冒せる自由を与えた。
それがさらなる進歩のための新しいレッスンだった。
※練習のゲームで負けたら罰走を取り入れてる。練習から勝ち負けと上手さ、賢さをバランス良く求める。
ワールドカップのような大きな大会では
【重要なのはとりわけ頭であり知性だ】
※普段から1番意識しているところ。
【選手を刺激し、怒らせる。刺激して、選手の間に小さな戦争を起こさせる】
彼らを目覚めさせる為に。
メンタルと知性の覚醒は必要だ。
※ここが今1番の課題だと思っている。
【進歩は敗北から生まれる】
5-0で完敗すれば、誰だってその原因を考える。
※この負けから何を学ぶかだ。
【最後に敗れるのはプレーをしない方だ】
サッカーとはプレーであり、リスクを冒すことだ。
負けるのは何もしないことの罰が下るからだ。
※決勝戦の1番の敗因がこれ
【人に自分の望むことを伝えるには多くの時間がかかる】
選手がそれを認めたときには、仕事はずっとやりやすくなる。
※一つ一つクリアにしていかなければならず、サッカーにおいて覚えることは多岐にわたるので、育成は時間があるようで時間がない。
急いで取り組まなければならない。
誰もスター選手に対して、敢えて本当のことを言おうとはしない。
【だが、本物の批判がなければ、進歩はできない】
※実際の練習や練習外、ブログでも伝えています。
【練習で繰り返されることは、試合でも必ず起こる】
それを知ることで、試合で彼らがどういうプレーをするか、また何が実際に起こるかを知ることができる。
※いつも言っていることで、いつもそう思っています。
自分にはできないことが可能な仲間が傍らにいれば
【自分自身も強い性格になれる】
※私が言う大浴場理論がまさにこれ。
日本の選手は、ほとんどがプレーが遅い。
【問題は選手達がプレーの遅さを自覚していないことだ】
※世界のサッカーを現地に行って、間近で自分の目で肌で見て感じたらわかります。
【悪いプレーをしたときはそれをはっきり指摘すべきだ】
それが日本には欠けている。
真実を言おうとしない。
※グラッソはそこに対して遠慮はしません。
日本人は何でも模倣することができる。
【だがサッカーではそうはいかない。サッカーとは人の生き様でもあるからだ】
※まさにそう思います。人間力。
自分を信じて突き進むだけ!!!!