けいと
グラッソ立ち上げ当時から在籍している6年生女子
最初は上手くなかったが、対人のディフェンスとスライディングには光る物があった。
そこからサッカーを学び
徐々に上手くなっていった。
本人は入団当初から
中学から女子の超強豪チームの中学校に入りたいという
明確な目標設定を持っていて
私にもしっかり伝えて色々なことを愚直に一生懸命に取り組んできた。
トレセンも地区トレから県トレに入り
今や飛び級でU-13の県トレにも入っている。
今週末からは九州トレセンの選考会に参加する。
日々、努力を重ねて
リフティングからめちゃくちゃ頑張った。
難しく何回も泣いてきたが、くじけずに取り組んできて
不可能を「可能」にしてきた。
5年生の夏にはその超強豪中学の合宿に参加
高校生相手でも問題なくプレー出来ていたのは
練習を見に行った私もびっくりした。
6年生になる前の春には全国強豪高校の練習に瑞季と一緒に参加
そこでも、高校生相手に技術・スキル・メンタルを伴ったプレーを披露して
実際に見ていた私もびっくりしたが
もっとびっくりしていたのが監督さん
「本当に6年生になる選手ですか!?」
ってめちゃくちゃ驚いていた。
高校生達と試合しても全く遜色なくプレーしていたらそう思うのは必然であり
「結果」
そこから夏頃にもう一度志望している超強豪チームに練習参加をしたら
けいとだけプレーを評価されて
是非来てほしいと声をかけてくれた。
そこからけいとはさらに努力を重ね
朝練を可能な限り欠かさず
朝からフィジカルトレーニングをしている。
こんな「高いレベルで継続」できる選手は他に数少ない。
これだけではない。
当然、「受験」しなければいけない。
受験に合格しなければそのチームには入れない「難関」が待っている。
現代は「サッカーだけ」ではダメなのである。
それも熟知していた我々やケイト本人は
勉強も努力に努力を重ね
でも、サボった時期もあったが
私や親から言われながらも目標を見誤ることはなかった。
そして、先日のその中学校での模試があった。
なんと、成績が良く
国語は90点以上
他も平均を大きく超える成績で「結果」を残した。
これで本番の受験にもかなり弾みがついたし
自分に自信がつくし
学力優秀の部類に入る可能性が大きく高くなった。
本当に凄いことである。
本人の当初からの「想い」が
「結果」として表してくれた。
これ以上言うことはない。
彼女なら1人でもしっかりやっていける。
我々の「お手本」であり
我々の「誇り」です。
今後も誰よりもしっかり取り組んでいけば
さらに「自己コントロール能力」が身につき
サッカーでもサッカー外でも豊かなキャリアを築いていける。
これで九州トレセンに入ったら。。。
「化物」である。
4年生で入ってきた時を考えると本当に信じられない。
それくらい大きく成長した。
やはり「想い」の大きさ
「想い」の強さ
そして、そこから生まれた「実行力」「行動力」
それがケイトの今を作っている。
皆もこの身近に起こった成功体験を大切にして
後に続いてほしい。
我々もケイトのような素晴らしい選手を1人でも多く育成していくことが仕事であり
我々だけじゃなく
親御さんも喜び、誇りに思うだろう。
男子の育成も上手くいっているが
女子の育成も本当に上手くいっている。
瑞季やケイト
本当によく頑張っている。
もちろん男子も重要になってきているが
女子の育成は今、物凄く求められている。
世界も女子サッカーが物凄い勢いで発展してきている。
これからはチームとして女子の育成に力を入れていく。
今在籍している女子選手
えみり、あみ、えいみ、つむぎ
だけではなく
強い想いを持った多くの小学生・中学生の女子選手が集まってくれることを願っている。
これからも信念を持って
進んでいこう。
【進歩とは、変わることである】
【人生とは、成長に向けた一方通行】
By 野村克也