今回はワカタケ稲若社長のブログを抜粋致します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人生というのはいつも同じ人といて
いつも同じような考えの人
更にはいつも同じような言葉しか発しない人といても
何も状況は変わらない。
昨日プジョルとミッチェルと3人で打ち合わせをしました。
昔初めてミッチェルが来日した2017年。
まずホテルで怒られ。
2018年。
またまたホテルで怒られ。
彼らが住んでる世界と感覚が全く違うので、
このくらいで大丈夫だろうという考えが全てレジェンドにはバレるし通用しないということを改めて思い知らされたことがあります。
そこから細かい部分の妥協を捨ててとにかく小さな背伸びを繰り返し、彼らの考え方を理解しようと努力しました。
そうするとリーガと提携出来たり、
更には多数のクラブと提携出来たり。
結局人のステージは同じレベルになった時に初めてその出会いがあるように自分がステージを上げていかなければ結局は何も状況は変わることがありません。
例えば自分の周りが返信の早い集団であれば、
必ず自分もそうなるだろうし、
周りが逆に愚痴ばかり言うのなら自分も矢印を自分に向けずに周りにばかり愚痴を言うようになります。
レアルマドリーの子供達が小さなことほど意識しているからレアルマドリーにいれるようにサッカーで言えばクラブのエンブレムの重さとそこにいる選手の意識もイコールになってきます。
要するにどんな空気を吸ってるか。
またはどんな空気を吸いたいのか。
それにはどうしても自分の周りの人というのは大切になってきます。
同じような考えの人に安堵を覚え
心地よい毎日。
環境を変える怖さだったり、
自分が行動することにより摩擦が起きる恐怖だったり。
だから今の空気を吸っておこう。
そんな考えの人が世界で活躍出来るはずはなく、
頂点に立ちたいなら常に少しでも背伸びし吸う空気を変えていかないと永遠に何も変わらないと思います。
常に向上心を持って顔を上げ
自分がこいつはすげぇという人に出会ったらとにかくついていく。まずは自分のちっぽけな感覚を捨てて感覚を変えることをしていかないと永遠に居場所は変わらないと思う。
人は選択に生きてますが、
その選択できるチャンスでさえ、そう何度も来ないことを知らないといけない。
そして人生は二度ないし三度ない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まさに私もそう思います。
私も常にチャレンジの連続でした。
成功だけではなく、数々の失敗も経験しながら
力をつけてきました。
北海道から離れ
愛知・三重に
ドルトムントのコーチを経験し
福岡に来て、佐賀に来て
今、グラッソの監督をしている。
そして、私が掲げたグラッソの育成方針・指導方針によって
集まった選手達が
どんどん力をつけて
選手としての価値を上げ続けている。
それによってグラッソというクラブの認知も広がり
クラブとしての価値も上がり続けている。
グラッソの選手達・保護者の皆さんは
このグラッソの取り組みを知って・体験・体感していたら
他のチームとは一線を画したチーム・組織であることを大きく感じ
無くてはならない存在になっているはずです。
それは何故か?
全員が「同じ絵」「同じ方向」に矢印を向いていると言うこと。
しかも、緩くやらない。
「真剣に」「本気で」
サッカーと自分と
チームメイトと相手と向き合う。
鏡に映す。
照らし合わせながら、ギャップを埋めて
理想のプレーを目指す
選手・スタッフだけではなく親にもそれを求める。
そうすることによって皆のレベル・価値が高まる。
稲若さんがお話ししていることそのもの。
私は当初からそれを選手・親に伝えている。
これが私が掲げる「大浴場理論」
熱い温泉に皆が浸かれば
皆、同じ温度で身体が温まる。
逆もそう。
ぬるま湯に皆が浸かれば
皆、身体が冷える。
冷水に浸かっても同じ事。
その「温度」調節しているのが
「スタッフ」であり
「指導方針」「育成方針」「取り組み方」「意識」である。
その「温泉」に入るか、入らないかは本人次第。
本人は選ぶ権利がある。
人それぞれ「価値観」があり
その「価値観」は人によって違う。
その「価値観」に合った場所を求め
その「場所」でどう取り組み
どう自分を成長させて、価値を上げて
自分の思ったレベル・成果・結果を残せるかが大切。
今のグラッソの選手達、保護者達は
その「価値観」を共有している。
だから、問題児はいないし
問題の親もいない。
むしろ、選手達の価値がどんどん上がり
成長が著しい。
その成長は親にも波及する。
先日は有田でのU-12の大会で
最優秀サポーター賞を受賞。
最高の保護者であることを「結果」によって証明した。
グラッソは「相乗効果」によって、素晴らしいクラブへと成長している。
これからさらに成長を遂げて
クラブの認知もさらに広がり、クラブが大きくなることが予測できる。
そこにも目を向けて
人が多くなったから、クラブが大きくなったからと言って
やるべき事をやらなくなることは絶対にせず
それぞれがやるべき事をやって
常にアップデートしながら
毎日を取り組んでいけば
上のステージに行くチャンスが訪れる。
ミッチェル・サルガド(スペイン)
プジョル(スペイン)
がレジェンドコーチとして来日し、開催される「レジェンドクリニック」に
グラッソからゆうせい(5年)が参加する。
世界を知るレジェンドコーチから指導を受けることで
さらに「世界」を知るきっかけになる。
2022年ももうすぐ終わり
私もほぼ休まず
突っ走ってきました。
ここ最近、その疲れからか体調を崩しましたが
私にとってもクラブにとっても
素晴らしい1年になりました。
2023年も皆にとって素晴らしい年でありますように
心と体をリフレッシュしましょう。