今回、イスカルカップで自分にとって刺激になる選手との出会いもあった。
今回、イスカルカップで自分にとって刺激になる選手との出会いもあった。
まずは
JP SERECTのPortero(ゴールキーパー)をしてくれたルカス
彼に何度助けられたことか。
彼は3年生
しかし、試合では誰よりも声を出し
気持ちでゴールを守り
物凄いビッグセーブを連発していた。
対戦したラージョ・バジェカーノのGKコーチも
「あの子はヤバい。凄いGKだ。どこの子なんだ?」
と、調査が入るくらい凄かった。
それは、どのチームと対戦しても試合後にコーチが同じリアクションするくらい凄いプレーをしていた。
パントキックはペナルティーエリアからペナルティーエリアまで飛ばせることができて
キャプテンシーも抜群
私は迷いなく彼をcapitanにした。
結果、イスカルでは1勝で、止めた決定機シュートと同じくらい点が入ってしまい
普通なら心が折れるところ。
私も少年時代同じ境遇で育ってきたから気持ちが十分わかる。
申し訳ない気持ちで彼に
新品の私のキーパーグローブをお父さんに渡してプレゼントした。
彼も両親も私が元プロサッカー選手でGKだと言う事をミゲルから聞いていたから。
お父さんは物凄く感謝していた。
私のサイズは10号だから、到底彼がつけれるようなサイズではないのに。
すると、翌日お父さんから
「アベ、昨日は本当にありがとう。これは、私からのささやかなお礼だ」
と言って、彼のチームの小さい横断幕とキーホルダーを頂いた。
本当に嬉しかったね。
心が通じるのは最高の気分
そして、彼に
「このまましっかり誰よりも練習して頑張ったらプロサッカー選手になれるから頑張って。期待してるよ」
と、彼にメッセージ
そして、名刺を渡して
「何か困っている事があったら連絡して」と言った。
彼との出会いがまた1つ友情を作れた。
スペインの地でぜひ頑張ってほしい。
彼もイスカルカップで出会った。
彼はアメリカ・テキサスのチーム
4年間在籍している
我々のチームの試合時間がまだだったので、ピッチで待っていたら
一瞬のプレーであの子が日本人だとわかった。
あの独特な持ち方
ドリブル
アジリティの速さ
本当に一瞬でわかった。
JPの選手達にも
「あの子は恐らく日本人だよ」
と言っていたから、本当に当たっていた。
お母さんともお話ができて
イスカルで初めて決勝トーナメントに上がったと言っていた。
出身は京都のようで
小学生入学からアメリカで生活
英語もペラペラ
日本語ももちろん
彼も一瞬で素晴らしい選手だと分かったので
私から声をかけて気さくに応じてくれた
翌日の準決勝・決勝も観に来ていて
一緒に写真撮影
このように世界で活躍している選手達との出会いがまた私の指導人生に必ず活きてくる。
お互いをリスペクトして
国は違えど
見てる空は一緒
だから、やることも一緒
誰よりも積み上げて
誰よりも自分と向き合い
誰よりも努力する
そして、サッカーを真剣に
本気で
楽しもう!!