今回はワカタケのブログを抜粋します。
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日本のスポーツ推薦。
例えば高校や大学に自分の得意なスポーツで入学し
そこで部活を励み部活で結果を残す。
今カンテラにいる子供達にこういうものは一切通用しません。
学校とサッカーは全く同じで
そもそも学校にスポーツで推薦文化がないので
学校は勉強で入るしかありません。
スポーツはクラブチーム。
学校とスポーツが一緒になってないんです。
日本には文武両道という言葉がありますが、
どこかサッカーだけ出来れば勉強は出来なくても大丈夫というような空気があるのも事実です。
今思えばレアルマドリーというクラブは必ず選手が成績をクラブに提出していました。そして成績がダメな選手はまず上に上がれませんでした。
ただ最近多数のクラブと仕事をしていますが、
これは全てのクラブに共通していて
学校をしっかりやってないで上に行く選手は誰一人いません。
何人も学校の態度や成績で注意を受けていて
そういう選手は上にはいけません。
全てのクラブは
サッカー選手を育てていると同時に人を育てているので
どちらかが良くてどちらかが良くないという選手を残すことはありません。
メッシがアルゼンチン時代どれだけの成績を残したか知っていますか？
ほぼオール5です。
ヴィニシウス
こちらもほぼオール5
サッカーはもちろんですが
勉強や生活態度全てが一つの円です。
一昨日何人かに伝えましたが、
お前がゲームしてる時間に
単語を一つでも覚えて必死に上に這いあがろうとしているライバルがいる現実を知れ
という話を子供にしました。
昨日ソシエダの子達にも厳しいフィードバックを入れていますが、
とにかく勉強、サッカーどちらかに手を抜く選手は
今いる場所を自分から失う。
もっともっと自覚を持って毎日過ごさないと。
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他のクラブチームはどういう取り組みをしてるかはわかりませんが
グラッソFCはサッカーだけではなく、勉強・学校生活・私生活・取り組み方・取り組む姿勢・意識までアプローチしています。
サッカーだけ頑張ってもダメな時代です。
今回の卒団する１期生
みずき テストの成績 クラス ベスト４以内
ハヤキ 成績超優秀
こうのすけ スペイン語ペラペラ
ケイト 神村学園模試 国語１００点 他教科も優秀
くらのすけ 清和特進
など、成績優秀です。
ハヤキは生徒会にも所属
ケイトはクラスがほぼ学級崩壊の中でその成績
在団生も
第一キャプテン ナオキ（中２） 数学１００点２連続中
第二キャプテン アイキ（中１） 超優秀私立校で優秀な成績
要は、目的に対してサッカーもそう、勉学もそう
取り組みも、私生活も、遊びも、友達関係も、人付き合いも、休みもそう
どれだけ全てのことにベストを尽くせているか
そして、それを自分と向き合ってどれだけ積み上げているか
最終的には
それらのことにプラス人間性・人間力が全てサッカーのピッチの上に表われる。
練習も試合も。
隙があれば何か問題があるんです。
隙がある選手や目的地に対して違う矢印を向いている選手はこちらから説教して厳しく指導する。
もちろん、親にも説教・指導します。
１期生達やその保護者達にもそう接してきました。
隙があってトレーニング中やピッチ外で説教する
そうすると、だいたい親から
「実は、今日学校で・家で取り組みが悪くて怒られたんです」って言われます。
マジでモロにプレーに出るし、私はすぐ分かります。
そんな状態で上になんて行けない。
どれだけ全てにおいて「貯金」を作って
やれることを多くして
その「貯金」をどこで使うのか。
答えは明確です。
リアルの貯金と一緒
「大事なときに使う」んです。
「大事なとき」とは。
試合やチャンスが訪れたとき
１つの大きく成長するきっかけに出会えたときなどです。
結果を残さずして、チャンスは２度は来ない。
下手すれば、そのチャンスが１度も来ない選手だっている。
１度目のチャンスを活かして「結果」を残すから次に繋がるんです。
それが「競争社会」
それが理解していない選手・保護者は
絶対に上に行けない。
今回のグラッソ１期生達は努力・実力・実行によってその事を最高の形で示してくれました。
間違いなく選手・保護者の皆さんの努力があってのことです。
そうでないと達成していないでしょう。
グラッソはサッカーだけではなく、学校生活・私生活含めて情報共有していただき
良いものは良い
ダメなものはダメ
と言うジャッジをしながら、選手管理・指導をしていきます。
