GRANDE LAZOS FC

チームとは?

昨日のフェルサスプリングカップ

前日のソレッソ熊本との練習試合の成果を試される非常に良い場所でした。

 

ソレッソ戦で出来の良かったメンバーで最初挑み

前半だけで5-0

 

後半でそっくりメンバーを変えて

ソレッソ戦であまり出来の良くなかったメンバーに、来ていなかったメンバーやグラッソに入ったばかりのメンバーを入れて

0-1

 

やはりなと

想定内ではあったが、後半は宜しくない結果となり

準々決勝は前半のメンバーで通しで臨もうと

 

 

さて、準々決勝

 

 

全く動けず

 

 

ミスのオンパレード

 

 

センターバックで試合を壊し、ボランチは機能せず

 

両翼も機能せずで

 

 

GKだけ1人気を吐いていたので

何とか0-3・0-4のゲームを0-1で粘っていたが

全く改善の気配がなく

覇気もなく

 

そのまま0-1の敗戦。

 

 

何をやっているんだか。

昨日の練習試合は何だったのか

1試合目は何だったのか

 

全く伝わってこない。

 

 

競争にもなっていない。

 

 

なので、「もう負けたんだから帰っていいよ」と

 

 

たしかに前日のハードレベルで試合をしたから

疲労がないとは言わないし

そこも考慮していても

あの内容で相手のスピード・強度がちょっと上がったからと言って

あんな試合内容では戦えない。

 

だから、試合をする資格がないよね。

 

 

だから、負けた選手達は一切その後は試合に出しませんでした。

 

 

そもそも、ボールが蹴れないのが1番ダメ。

 

少しグランドに水が溜まっているくらいのコンディションで

ボールがまともに蹴れなかったら

サッカーにならないです。

 

 

それだけ下手くそ。

 

 

 

トップレベルで

キックが蹴れない

キックが下手なサッカー選手はどこ探してもいませんからね。

 

 

自分たちはこれから「県のトップリーグ」を戦うチーム

 

そのチームがこんなんじゃあり得ない。

 

 

自覚が全く足りない。

 

 

そして、君たちの負けるパターンはもうお決まりになっています。

 

皆さんはお気づきでしょうか?

 

 

これは先日に川副コーチとも話の話題になりましたが

 

 

 

 

 

 

①先制されたとき

 

②捕食を取った後の試合

 

 

この2つの時はグラッソは大体負け試合です。

 

 

それにどの選手が気づいていたでしょうか。

 

 

誰も気づいていません。

 

 

要は、「チームのことは興味ない」

=チームではないということ。

 

 

個人個人でサッカーをしているんです。

 

 

それはソレッソ熊本との練習試合で明らか。

 

 

彼らは個の能力を「チーム」として機能させていて

連動していて

自分のチームとしての役割を理解しているからこそのプレーと連続性

 

 

そこにグラッソの選手達は一切気づいていないどころか

「勘違い」してしまっている。

 

 

そんなチームがどうやって戦うのか

どうやって勝てるのか

 

 

無理です。

 

 

サッカーは「個人スポーツ」ではない。

「団体スポーツ」

 

 

自分の能力やプレーをどうやって良い矢印に向けられて

点と点を線で結べられるか

その作業を「チーム」として「組織」として連動させていくのかがサッカーにおいては「超重要」

 

 

個人で良い結果を残しても

チームが負けたら意味がない。

「無意味」

 

 

負けたら終わりなんだから。

 

 

その作業をしていないから

「プレーヤー1人1人への信頼」がない。

 

だから、ちょっと逆境になったときに

何も出来ない。

心が折れる

戦えない。

要は人としての、サッカー選手としての

「突破力」がない。

 

 

 

終いには、負けた後、

「負けたなら帰る。悔しいなら練習する環境があるんだから必死に練習したら?」

と説いたが

必死に練習している姿は皆無。

 

競争の世界を甘く見すぎていませんか?

 

 

俺だったら

泣きながら全力で練習するし

課題と向き合って必死にやり続けますが。

 

 

実際に学生時代は私はそうしてきました。

 

小学生時代

弱小チームで

1試合で5失点は当たり前

下手すれば10失点なんてザラにある環境でサッカーをしてきた。

 

普通ならそんなチームのキーパー論外です。

 

しかし、1回も勝てない

1回勝ったら祝勝会するくらいのそんなチームなのに

そんなチームのGKなのに、私は市の選抜に入り

北海道選抜にも入れた。

他チームの指導者や選手達にも納得した状態で入れた。

 

何故か?

 

 

「毎日が悔しかったから」

 

 

 

悔しさを持って毎日を過ごし

 

その悔しさをいつか果たすために

「全力で」「必死に」「毎日泣きながら」練習してきたから。

 

そして、点を取られた数の倍以上のシュートを

実戦で止め続けてきたから。

 

だから、こんだけ弱いチームでも

こんな弱いチームの、1試合で何失点も取られるGKが評価される。

 

その姿を指導者やライバルチームの選手達、皆が私の姿を見てきたから。

 

 

それが「基準」になり「ベース」になったから

心臓に生まれつき穴が空いてても

親父が4歳の時に亡くなり、5人兄弟で家族が貧乏でも

その環境だからと言って言い訳を一切作らずに毎日、事実と向き合ってきたから

夢・目標を達成できたと今でも思っているし、それが私の「誇り」

 

 

 

 

3試合目を2-1で勝った後、キャプテンのゆうせい含め、負けたメンバーが私に

「頑張るんで、試合に出させてください」と直訴。

 

 

でも、門前払いしました。

 

何故か?

 

負けたチームは去るのみ

 

勝ったチームだから次への「チケット」「権利」を得る。

 

あなたたちはすでに「負けた」

 

もうその権利はない。

 

競争の世界はそういう世界だから。

 

勝ったチームがあるのに自分たちに出させてくれと言うのは虫が良すぎるし

それは「わがまま」で

チームのための行動になっていない。

 

その「道理」がわからないのであれば

チームプレーに向いていない。

 

WBCの侍ジャパンから

ソレッソから何を学んだんだか全く分からない。

 

 

 

今後、成長したいなら

最大限に「チーム」のこと「組織」のことを学んで「理解」した方が良い。

 

 

そして、②のこと。

 

 

今の時代

捕食を取らなきゃ

エネルギーを補給しなきゃ

という何か違う目的になっている。

 

 

何のために試合するのか

何のためにこの会場に来て大会に来ているのか

 

 

全ては「勝つため」

 

 

そこを皆は忘れているし、思ってもいない。

 

 

じゃー皆さん、お昼ご飯を食べた後、どうなりますか?

 

 

 

 

例えば

4時間目に体育して

終わってすぐ給食食べて

お昼休みグランドや体育館で遊んで

5時間目・6時間目

どうなりますか?

 

 

答えは簡単。

 

 

「眠くなる」

 

 

 

=これから戦う身体にならないということですよ。

 

それを親は学生時代に理解していたんではないでしょうか?

 

試合が終わって

捕食を食べることが目的ではない。

 

「大会で優勝」しにきている。

 

 

その為に、1試合目を終えただけの状態で捕食を食べている。

 

私はさらっと言いました

「もう捕食を食べているのか?」と。

 

 

簡単に言えば

車を運転していて

満タンだったガソリンのメーターが

1メモリ・2メモリ無くなったからと言って

ガソリン入れにいくのと一緒ですよ。

そんなことしますか?

 

レンタカーを返すときしかしないはずです。

 

 

普通なら

ガソリンがもう少しで無くなる

 

移動距離のことを考えたらこれでは持たないからガソリンを入れる

 

ガソリン切れの警報ランプがついたから入れる

 

 

これが「普通」のはずです。

 

 

 

高速道路を運転していていきなり一気に全部、メーターが無くなりますか?

 

それ相当の距離ではない限り、往復できるくらいのガソリンは積めるはずです。

 

 

「試合」は「高速道路」と一緒のスピード・強度を使いますが

そんなそこら辺の場所に行くのに

一気にガソリンが無くなることはありません。

 

無くなってたら

「どんだけ燃費悪い車なんだよ」

ってなります。

 

燃費が悪いときは「成長期」の時だけ。

 

私は成長期

高校時代に1日5食は食べていましたし

中学時は丼飯1食6杯は食べていましたから。

 

そんなときくらいしか燃費悪いときはありません。

 

「身体の回復」の為だけではなく

「身体の成長の為」にエネルギーを使っているんですから

燃費が悪くなって当然ですし

自分の身体が欲して、成長する為にエネルギーを使っているのであれば大歓迎です。

 

 

私は学生時代含め、現役時代

捕食なんて食べませんでした。

 

そうなるのを知っていたから。研究していたから。

勝つための自分の「身体」を。

 

 

食べたら動けなくなる

血糖値が上がって眠くなる。

集中力がなくなる

 

「勝つため」の準備にならない。

 

よっぽど食べたければ

よっぽどエネルギーが欲していれば

勝手に「身体が反応」しますから。

 

 

だから今でも試合が終わってからじゃないと私は基本はご飯を食べません。

 

ご飯を食べる時間すらないというのが現状ですが。。。

 

試合前や試合中も清涼飲料水を飲みません。

何故なら

 

あれには相当な量の「糖」が入っています。

 

試合前に・試合中に飲んだら

口が渇いてしまいます。

水分が失われます。

 

それでどうやってきつい状態で酸素を上手く取り入れますか?

どうやって試合中・プレー中にコーチングできますか?

口が乾くという「違和感」を抱えた状態で「集中力」が研ぎ澄まされますか?

 

 

そういうことは「選手自身」が研究し、気づかなければいけない。

それは「勝つため」

「競争に生き残るため」に絶対に必要。

私はPKのコースの研究までして

小学生~高校卒業まで

地区予選から全国大会・国際大会まで

公式戦のPK戦で「1度も」負けたことはありません。

 

高校生の時に大学生と天皇杯でPK戦になっても勝ち上がってきたし

国体の全国大会でも

メキシコU-18代表との試合でも

 

いかなるカテゴリー・場面において

私自身、研究に研究を重ねて「信頼」のおけるデータを駆使して

勝ち上がってきたのは「必然」なんです。

 

 

2020年に初めてスペイン遠征に行った時も

練習でPKのGKを子供達相手にやりましたが

26本中23本ストップして

レアルマドリードの名指導者、ハビコーチから「あなたは素晴らしいGK」という評価をいただき、お墨付きをいただいた「本物」

 

 

それは自分の目で「研究」を重ねて掴んだ

「競争に勝つための方法」

 

サッカーの勝負事で

PK戦は避けては通れません。

 

W杯も2度

ベスト8への道を「PK戦」で阻まれていますよね?

 

 

それを私は小学生の時から理解していて

「自分が無失点に抑えて、PK戦に持ち込んだら勝てる」という

「勝利の方程式」を作ったから。

 

もちろん、私を知っている対戦チームは

PK戦にもちこんだら

「あいつがいるから負ける」という心理になります。

実際に皆、そう言っていたらしいし、そう思っていたみたいです。

 

勝負に飢えて

勝負にこだわって

勝負に勝ちたいなら

「自分の勝利の方程式」を見つけなさい。

 

そしてそれを「チームの勝利の方程式」に導きなさい。

 

そうでもしないと

「トップレベルの競争」に勝てませんよ。

 

それが「正しい努力」です。

 

 

 

だから、5位トーナメントで出場して2連勝を達成した選手達が頑張って結果を残してくれたのは

チームにとってもとても大きい。

 

トップチームでも昨年学童地区代表決勝で勝てなかった相手に初めて勝ったんだから

素晴らしい勝利です。

 

 

これがチームにとって「良い競争」

「最高峰の競争」になってくれることを私は期待しています。

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