今回のセルティックキャンプ
本当に充実していた。
まずはスタッフの数
クリスアカデミーヘッドコーチを始め
3名のメインコーチ
プラス統括責任者3名
カメラマン
通訳3名
凄い数です。
それだけ日本との結びつきを強くしたいことがまずここで表われています。
指導の質
皆さん、UEFAライセンスを持っている指導で
声の大きさ、ポジティブな声かけ、トレーニングメニューの豊富さ、目的に沿ったトレーニング、選手達を導いていく力
雰囲気の作り方、座学など
非常に参考になる指導で、質が高いコーチングをしていた。
キャンプで言われていたこと
まずは「人間性」
選手としての質を求めていくことはサッカー選手としてはもちろんのことだが
セルティックで求めている事
それは、人としてどうあるべきか
セルティックの選手として必要な要素
①コーチの話を聞くこと
②自分が分からなかったときにアドバイスを聞く
③上手くいっていない時こそ、自分の才能を信じること
④上手くいっている時こそ、謙虚な気持ちになること
⑤トレーニングをいつもしっかりやること
そして、最も重要なこと
「常にポジティブであること」
これは必ず「成長」に繋がる。
そして、座学では
セルティックの歴史や優勝回数
セルティックが日本との繋がりを強めたい目的
栄養学
セルティックは1887年創立
100年を超える世界的に歴史があるクラブ
スタジアムの「セルティックパーク」は6万人強収容のJリーグのスタジアム以上のスタジアム
スコティッシュ・プレミアリーグでは52回の優勝
3位以下が1度もない
スコティッシュカップでは40回の優勝
リーグカップでは21回の優勝を誇る
毎年UEFAチャンピオンズリーグに出場
チャンピオンズリーグの前身のUEFAチャンピオンズカップで1回の優勝
レジェンドは
スウェーデンのヘンリク・ラーション
そして、中村俊輔選手
現在、古橋享梧選手、前田大然選手、旗手怜央選手、岩田智輝選手、小林祐希選手の5名の日本人が在籍
現在2位との勝ち点11の差を開いて首位
昨日も2-0で勝利し、公式戦15連勝を達成
栄養学
水分が大事
サッカー選手は1日3~4リットル摂取が必要(一般人は2リットル)
おしっこの色で水分が十分か足りないかが分かる。
そして、最初の人間性の所で日本との絆を強くしたい出来事がありました。
それは古橋選手がW杯メンバーを落選したときのサッカーに対する姿勢
情熱大陸
#TVer
https://tver.jp/lp/episodes/epb416j27e
古橋選手がW杯で落選したときのサッカーノートに書かれたこと
この経験は絶対に強くなれる
たくさんの人が応援してくれて支えてくれている
だからこそ前を向き続けて、成長して
チームが勝つゴールを決める
苦しい時に流れを変えられる人に自分のゴールでチームやファン、サポーターのみんなを元気にさせられる人になる
アクシデントがあっていつでも呼んでもらえてもいいようにイメージを作って調子を上げてゴールを決め続ける
明日はレアル戦
ものすごく大事な試合。最高の相手と最高のスタジアムでプレーができる。すごく楽しみだしワクワクしている
とにかくサッカーを楽しんで、ゴールに向かって走り続ける。
自分を信じてチームを信じて。
絶対にゴールを決めてみんなで笑う。
今日もありがとう。感謝
この気持ち、サッカーに対する姿勢
感謝を忘れない
結果を残し続けていながらの落選という「絶望」の中でも
さらなる向上心を持って今自分が出来ることにベストを尽くすことをやっている姿に
セルティックの関係者やファン・サポーターが本当に感動し、尊敬し、愛される存在になった。
この姿勢がとても大切だと思う。
セルティックはそんな選手を求めている。
現に、今回のセルティックキャンプのMVPはサッカーのスキルはもちろんだが
「声かけ、準備・片付け、取り組む姿勢が1番良かった選手を選ぶ」と明確に示した。
私も納得のメンバーだった。
グラッソの選手達は選ばれなかった理由はそこにあると思う。
遠慮してはいけない。
恥ずかしがってもいけない。
人のこと、チームの事、グループのことを考えて
良い矢印に向けさせて、サポートできる
すぐに実行できる選手を選んだんだと思う。
そこに私も納得の選出だった。
もう少しそこを参加者は考えないといけない。
本当に充実した3日間だった。
今後の話を沢山できたことは貴重で
その話もスタッフ皆に共有していただけているという報告をいただいたことにも驚いた。
それだけセルティックは「本気」だということ。
私も通訳を挟みながら
それでも、できるだけ自分1人で会話もしながら
1時間以上「本気」で伝えたし、熱い話も出来た。
お互い「本気」で向き合ったことこそ
次へのステップ
信頼が生まれてくるんだと思う。
本当にグラッソとして世界的な大きいことが生まれそうだということに大きな可能性を感じて
これからも信頼関係を作っていって
セルティックと協力して
選手のためにできることにベストを尽くします。
これからが本当に楽しみ