GRANDE LAZOS FC

内田杯U-10

この前の土日に行われた内田杯U-10大会に参加してきました。

実は、急遽参加のオファーをいただきました。

県外チームが1チーム辞退した事による空きで参加させていただきました。

出場チームを見ると

県外チームはもちろんのこと

県内チームも県大会で上位に出てくるチームばかりで

初めてと言って良いくらいの県内強豪チームとの対戦

1日目は

2試合とも何とか「力」でねじ伏せた感じで内容良くなかったが2勝

3試合目は

主力2名が「足が痛い」ということで

試合時間が少なかった選手たちを経験させて0-2の敗戦。

でも、試合に出た選手たちはよく頑張っていたと思います。

ボランチなんか、1年生と2年生でしたからね!

2人で追っかけ回して頑張っていたと思います。

ただ、そこでその足を痛めて休んでいた2名が試合でもベンチで声を出さず

試合後もチームの荷物を持たずに自分のことだけ

痺れを切らして私が説教

これが2日目の決勝へと繋がっていくわけですが

やっぱり「人間性・人間力」の所ですよね。

一生懸命に1年生・2年生・3年生が頑張っているのに何のサポートもしない。

それが試合経験が少ないもしくは試合経験がない選手ならそうなってもわかりますが

もう、2桁以上の試合経験を積んでいる選手たちがそんな姿勢では

チームは強くならない

チームの選手たちもベースが上がらない

その選手たちも上手く強くはならない。

だって、上のレベルに言ったら

「ごまかしは効かない」んですから。

これが決勝の大事な場面で実際に出てしまうんですが。。。

 

とにもかくにも1日目は2位通過で最低限の目標はクリアして2日目の決勝トーナメントへ

 

決勝トーナメントは

準々決勝で県内強豪のレヴォーナとの対戦

試合はパスの連係から最後はひびと(4年)がゴール前フリーで横から来たボールをダイレクトシュートを冷静に決めて

1-0の勝利

守備も危ない場面を作らせず

相手のシュートは0本でした。

ただ、内容はまだ納得いきませんでした。

まだ賢く

まだ無駄なく

もっとスピーディーにプレー出来たと思います。

 

準決勝は福岡の和白東戦

和白東は予選リーグ無失点

準々決勝も無失点でPK勝ち

ここまで無失点で勝ち上がってきたチーム

川副少年も大坪少年も東与賀でも得点を奪えなかった

県内強豪チームでも得点を奪えなかったチームからグラッソが得点を奪えるのかが見所でした。

試合前、雷雨により20分ほど延期

雨が上がり、試合再開したときには泥んこのグランドコンディション

その中でも賢くサッカーをしなければいけない。

試合は後半に均衡が破れます。

右サイドけんしん(1年生)がドリブルから左へカットイン

そして、利き足では無い左足で丁寧なラストパス

これをフリーで受けたよしかず(4年生)が冷静に流し込み先制に成功

初めて和白東が失点しました。

しかも、その状況を打開したのは1年生のけんしんの個人の突破から。

けんしんは全試合ほぼフル出場

誰よりも走り

誰よりも守備して球際を含めて強いプレーでボールを奪い

ゴールにも多く絡んで

内容ではダントツのNO.1のプレーでした。

これを準々決勝もですが、3つ上のカテゴリーで県内トップチームが集まっている大会でそれを出せちゃうんですから。

「化物」です。

だってついこの前まで幼稚園生ですからね!

末恐ろしい。

下の選手たちの

たいが(2年)、けんしん、はると(2年)、やまゆう(3年)あみ(3年女子)

彼らは本当に末恐ろしいです。

この大会で頑張ってくれました。

その後も攻め続けて追加点は奪えなかったですが、1-0の勝利でついに決勝戦へ

決勝の相手はプレジャー

県内トップチームとの対決

試合は

前半に「甘さ」が出てペナルティーエリア真ん中あたりで3~4人が人任せの譲り合い

そのボールを相手にそのままシュートを打たれて決められて失点。

その後も粘り強く戦いましたが

その失点により0-1の敗戦。

ここで思ったことは

「トップレベルではごまかしは効かない」と言うこと。

やはり日常・トレーニングでの「甘さ」は大舞台では通用しないと言うことです。

それは常日頃から選手たちに伝えていたこと。

そして

「人間性・人間力」が大事な場面で必要だと言うこと。

負けているときに

誰よりも声を出し

誰よりも走り

誰よりもボールへの執着心が強い選手が現れればその子は「心の才能」を持っていると言うことがわかるんですが

その選手が1人もいなかったと言うこと。

これはとても残念でした。

日本・世界のトップクラスは今指摘したポイントを全て兼ね備えている。

「なにくそ魂」みたいな

魂でプレーして

そこに身体と技術で表現できる

中田英寿のような選手がいなかった。

これは育成していくしかないね。

ここぞというときに出してくれる「リーダーシップの塊」のような選手の育成を。

 

あと、1つ残念だったのは

技術や戦術を駆使せず、蹴って走るサッカーをしてしまったこと。

これれは、優勝できなかったことよりも

数倍

いや、数十倍悔しい。

まだまだですね。

でも、3年目のチームで

ここまで行くとは誰が想像していたでしょう。

選手たちだってサッカー初めて1年経っているかいないかの選手たちばかり。

1年生・2年生をスタメンで起用し

下の選手やまだサッカーを本格的に始めたばかりの選手たちをここまでもってきたのは

評価できるはずです。

また、グラッソがインパクトを残すには十分の成果だったんではないでしょうか。

でも、彼らの良い時を知っている私から考えて

まだまだこんなものではありませんよ。

今回はコンディションが十分ではない選手が多数いたのは事実です。

その中でここまでやれたんですから、この先が楽しみです。

この年代は次に8月11日に福岡でカップ戦に出場します。

ここでは、ルーザ福岡さんやバディーさんなど福岡の強豪チームと試合が出来る大会ですので

ここからさらにコンディションと質を上げて

今度は良いサッカーを見せれるように頑張ります!

2日間、大会運営していただきました主催のFC東与賀の平方監督はじめコーチ・選手・保護者の皆様

本当にお世話になりました!

そして、対戦していただきました

福岡アザレアさん、イースト鹿島さん、ヴィレッズ鍋島さん、FCレヴォーナさん、福岡和白東さん、プレジャーさん

ありがとうございました!

応援していただきました保護者の皆さん、2日間、お疲れ様でした(^^)

080-2725-1024