GRANDE LAZOS FC

一夜明けて

やっぱり、悔しい気持ちと

まだまだ成長できるという希望と

まだまだやるべきことが沢山あるなと言う戦いへの準備と

 

想いが強くなっています。

 

「俺たちは強い」ということに変わりはない。

それを確かなものにするべく、選手達はさらにレベルアップをしていかないといけない。

 

あの中でも「違い」を生み出せる選手達の「集団」にならなければいけない。

 

現代サッカーで求められていることに対して

50%は表現できているが、50%は表現できていない。

 

特に「攻撃」の部分。

 

 

今回、県大会2試合を戦って、ゴールを生み出せていない。

 

 

 

ボールのない時にどう違いを作るか

 

ボールを持ったらどう違いを作るか

 

 

 

ゴールへの意識は?

ゴールへの執着心は?

ゴールへのイメージは?

突破する?連携で人数かけて崩すか?

 

 

 

そこにこだわる時期だと思います。

 

 

グラッソFCは立ち上げてまだ2年半

このメンバーでスタートして以来

粘り強い指導と揺るぎないチームコンセプト

育成方針と指導方針で

ここまでのチームに成長できた。

 

本当に選手・保護者の皆さんの取り組みに感謝しかありません。

 

 

サッカー人生

人としての人生はまだまだ始まったばかり

 

私も人生の折り返し地点に到達したばかり

 

 

ここからが勝負です。

 

 

3年目以降にどれだけ積み上げられるかが選手としての勝負所です。

 

 

野村克也監督の言葉を

【1年目には種を蒔き、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせ、4年目に実がなるでしょう】

 

昔もそうだが、現代で生きている植物は皆そうです。

簡単に花は咲かないし、実はならない。

 

 

花を咲かせるまでに「自立」する準備とアクションを起こさなければならない。

そして、花が咲くためのサポートを欠かしてはいけない。

 

 

空気を与える・栄養を与える・水をやる・光に当てる

 

 

そういうサポートを欠いたら、咲くはずの花は咲かず、花が咲いてもすぐに枯れてしまう。

 

 

 

今回の試合も互角以上にはやれました。

しかし、それは試合中に私がひっきりなしにコーチングをしたからもあります。

 

 

 

「やりながら成長」させるために。

真剣勝負での試合が1番成長しますから。

 

 

 

 

サガンのベンチは静かでした。

 

でも、それが「理想」です。

 

 

試合状況を踏まえた上で、選手達が適切な認知・判断と適切なタイミングと

 

 

 

元々持っている高い技術とフィジカル、戦術理解力、勝者のメンタリティーが備わっていれば

ベンチから言わなくても選手達でやれるんです。

それが「サガン鳥栖」なんです。

 

 

 

それができなければ、「超」がつくほどの競争を求めているサガンでは生き残れない。

挫折したからと言って特別扱いはしてくれないし、教えてくれない。

下から、同学年から常に新しい優秀な選手達が入団してくる。

 

 

甘えは許されないんです。

自分で乗り越えるしか道はないんです。

できなければ去るのみの厳しい世界なんです。

 

 

 

 

でも、グラッソは0や1から選手を作っているチームで、そんなことにはならない。

言い続けないと理解できないんです。

 

 

「わからないのに理解しなさい」と言っても意味が分からなかったら理解できないんです。

「自分で考えなさい」と言っても、基礎・基本のレベルが低かったら、「イメージを持てなかったらイメージしなさい」と言っても考えつきません。

 

 

 

そうなると、「迷子」になってしまい、挫折して、

基礎・基本が出来ていないから、解決方法がわからない。

「負のスパイラル」に陥ります。

 

 

高校年代以上でそれをしてしまったら、あっという間に置いていかれ

存在意義を失ってしまい

自暴自棄になり

全てを投げやりにしてしまい、サッカーをやめたり、悪い道に→を向く要因になってしまう。

 

 

それでは、不幸になるのは本人であり、家族であり、チームなんです。

 

 

育成って時間があるようでないんです。

グラッソの選手達や保護者の皆さんも我々スタッフも「必死」なんですよね。

 

時間は待ってくれないし、戻ってもくれない。

 

だから、毎日全力で言いたいことは言わせてもらい

選手・保護者と向き合っています。

 

 

この戦いに勝たないと「真の育成」は達成できないんです。

 

 

だから、グラッソを知らない選手・保護者が試合を見たら、ベンチがわーわー言っていると思って

「あのチームは厳しいチーム」「監督やコーチが厳しいチーム」と思ってしまうでしょう。

 

実際にそういう声を聞きます。

 

 

しかし、基礎・基本がわからない状態で

基礎基本のレベルが高くない状態で、社会や競争の世界に飛び込んだら

結果は見えますよね?

 

 

社会も競争もそんな甘くない。

 

 

 

グラッソを知っている人からしたら、普段の私やコーチ達の姿を見たら、わーわー言うのが想像できないでしょう(笑)

 

 

サッカーを真剣に取り組んでいるときと

普段のおちゃらけた姿で選手とコーチが接する時を見ていたら

 

 

「メリハリがしっかりしていて選手とコーチがお互いに向き合っている」と感じてくれることでしょう。

 

サッカーに真剣に向き合う

自分と向き合う

チームやコーチ、相手と向き合う

 

そこを逃げずに勝つためにどう向き合って取り組むレベルを上げられるか

上げられていざ結果を求められるときに

どんな困難な相手や状況でも結果を残せることが出来るでしょう。

そうすれば「歴史」や「人生」、「運命」が変わります。

 

それを今のW杯日本代表が教えてくれています。

過去のW杯の敗戦から学ぶ

前回大会ロシアでのW杯の敗戦から成長する

「超」強豪国に「超」真剣勝負の場で初めて勝つ

結果を生み出しているから国民のエネルギーとなり、盛り上がり、感動し、応援したくなる。

 

 

 

サガンのベンチワークのように

自分たちでサッカーを構築していけるスキルを身につければ

もっとサッカーが楽しくなるでしょう。

 

そこまでの能力を身につけてくれることを願っています。

 

でも謙虚に言わせていただきますが

言うて、グラッソは5年生で県トレに入っている選手は1名ですし(追加で)

地区トレは県トレに入っている選手含めて3名ですからね。

 

 

それで内容のある良い勝負ができているわけですから。

 

この事実に対してどう捉えるかですね。

 

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