GRANDE LAZOS FC

グラッソスタイルの土台

グラッソも後2ヶ月ちょっとで

立ち上げから丸3年が経ちます。

 

立ち上げからグラッソメンバーとして活動していて、今もグラッソで活動中の

ゆうせい、ふくりゅう、えりしょう、ケイト

みずき、はやき

皆、それそれなりのステージへと階段を上がっています。

 

ゆうせいは最初、ミニ四駆ばりの縦への動きだけの選手が今やボランチや、先週の練習試合ではFWでも点を取ってどこでもできる選手に

チームでも成果や結果を出して、個人でも日本選抜に入って2度のスペイン遠征で世界のビッグクラブと対戦したり、世界を経験したり

地区トレセンから県トレセンへとステップアップ

ふくりゅうとえりしょうは最初、話が聞けず、サッカーのサの字も知らなかった子が

今やレアルマドリードサマーキャンプで優秀選手となり、スペイン遠征に行ったり

トレセンにも絡んで、チームの中心選手に

えりしょうは去年の春に日本選抜としてMICに出場して

秋にはレアルマドリードファンデーションキャンプ参加で評価されてオファーを受けて、来月からスペイン1部のセルタ・デ・ビーゴ(先週のリーガでビジャレアル相手に内容で圧倒していた)に3ヶ月間留学することに。

 

ケイトは最初、膝でスライディングしたり(笑)リフティングができなかったりと

技術が無く、走ることも少なかった子が

今や、女子地区とれでも女子県トレでも中心選手

さらに、能力を評価されて飛び級でU-13の県トレにも参加

去年の春には日本選抜としてスペイン遠征でMICに参加してレアルマドリードとガチンコの真剣勝負

高校の練習に6年生になる前に参加して、高校生相手に飄々とプレー出来ていて、技術・スキル・フィジカルまで負けていなかった。

全国強豪校の監督さんが「この子、本当に小学生ですか!?」と言わしめたほど。

そして、先日、グラッソに入ったときから1つの大きな目標にしていた神村学園中等部の試験に合格

サッカーだけではなく、勉学にも毎日取り組んだ結果の成果だった。

はやきも試合では他の選手との違いを見せ

日本選抜として2度のスペイン遠征でMICに参加

中学2年から強豪高校の練習に参加させてもらい

今春からは「超」強豪校への進学を予定。

 

みずきは最初はドリブルが凄かったが、サッカーの理解は乏しく

協調性もないということでトレセンにも絡めていなかったが

グラッソに入団してからサッカーを理解していって

常に県トレセンに絡み、中1にはエリートプログラム候補に挙がり

中2にはナショナルトレセンに選出

去年には飛び級で佐賀県選抜として国体の九州予選に出場でスタメンとして攻撃のキーマンに

バイエルンミュンヘンセレクションでは能力が評価されて、中3~大学生までのメンバーの中で3名のメンバーには入れなかったが

次のバックアップメンバーの3名に選ばれた。

これは凄いことで、世界から評価されたということ。

彼女も中2から全国強豪校の練習に参加させていただき、今春にはプロ選手を毎年輩出している「超」強豪校への進学を予定。

監督さんからは入学早々の即戦力エースとしての期待を持って頂いている。

 

皆、1期生達が成果を上げてくれています。

 

 

もちろん、その後に1年目で入ってきたあみ(3年女子)やけんしん(1年)

ひびと(4年)やこうのすけ(中3)なども1期生達と同等の評価をいただき

同学年では別格な存在になっている。

こうのすけは現在、スペインユース1部のクルトゥラル・レオネサに1年間の留学中

 

 

 

1期生のサスケはグラッソ1年目でトレーニングを積んで

サガン鳥栖とアビスパ福岡のジュニアセレクションに合格して

悩んだ末に、現在、サガン鳥栖U-12で頑張っている。

学童県大会準々決勝で対戦で再会したときは感慨深いものがありました。

途中投入でサスケが入って

「さすがサスケ。サッカー知ってるな」と私も思ったほど

グラッソの流れを止められた印象がありました。

 

 

 

ここまで引き上げていることは「必然」

 

これは、グラッソの育成方針、指導方針があるからに他ならない。

指導方針・育成方針は私が独学で

今までの経験、体験、体感、情報などによって

組み合わせて創り出したもので、1年目からブレることはない。

だから、選手達は迷いなく自分の突き進みたい道に矢印を向けれている。

 

 

「選手としての価値を高める」

 

 

 

それを決定的に思ったことがある。

 

 

 

それは、現マンチェスターシティ監督のペップ・グアルディオラの言葉と経験

 

 

 

 

これが決定的に私の考えを確かなものにした。

 

指導者間や保護者間で話するときによく聞く話

「サッカーを習い事にさせたくない」

 

 

どこのチームにも価値観があり

存在意義があり

指導方針・育成方針があると思うし、やり方、取り組み方がある。

それを否定するつもりは全くないことを前置きした上で

 

 

 

私の答えは

間違いなく「NO」だ。

 

 

勉強だって学校や塾で習って知識や教養を身につける。

何か資格を取りたいときにも同じ事。

私も最近運転免許を取得したのも自動車学校に通ったため。

 

 

そこで、道路交通法や車の存在価値、リスク、車の中身や構造や役割などを理解する。

そうしないと、国民皆が通る「公道」を走ることが出来ない。

 

 

サッカーも同じ。

 

 

サッカーの基礎・基本

当たり前のことを当たり前に

そして、当たり前のレベルを上げる

 

技術だけではなく、戦術や方法の理解

それを「映像化」して「言語化」することによる選手達へのサッカー理解度の高まり

それらが選手の価値を上げることに繋がる。

 

 

プロを経験しているから、尚更思う。

知識と方法

ミスが起きたときの原因と改善方法

そして、多くの選択肢がある中で選手がベストな選択をしなければならないことの責任と覚悟

 

高校の練習では、走られまくったから身体だけが疲れたが

プロの練習は身体と頭が疲れて、練習後家に帰ったら立てなくなるくらいだったんです。

それくらい、トップレベルは「サッカー脳」を使うし、チームをよくすることだったり、レギュラーを掴むためには自己主張しなければいけないんですが、サッカーの知識がなかったら、議論にもならない。

そうなれば、言われたことを飲み込むしかなく、その選手の個性が消えてしまうんです。

 

 

 

これを全くわからない

0から始める子供達に「習い事」として教えて

知識と教養を身につけないと

上のレベルでは全くプレー出来ない。

 

 

そうなれば、選手が「不幸」になるんです。

 

なぜ?

 

 

ミスを連発するから。

 

 

ミスを連発することで、チームメイトからボールが来なくなる。

 

 

それと同時に、ボールが来ることが怖くなる。

 

そうなったら最悪です。

 

原因と解決方法が理解できていない

そもそも、打開するための技術とスキル

メンタルとフィジカル

そして、「人間性・人間力」がなければ

その窮地から一生抜け出せなくなる。

 

 

そうなったらサッカーはつまらなくなり、怖くなり

チームメイトからの信頼も無くなり、サッカーを全く楽しめなくなるんです。

 

 

そうならないように選手は努力して「自主性」を持って能力を上げていかなければならないし

指導者や保護者も

教えることが難しいからと言って目を背けたり、チャレンジしなかったり

そもそも教えなかったら、選手の成長を止めてしまうどころか

選手が不幸になるんです。

 

 

=選手の不幸はチームの不幸や家族の不幸にもなります。

 

 

そうなるのが「必然」

 

 

それをペップは言いたかったのだと思います。

それも彼が経験したからこそ言えること。

 

私も経験しました。

 

 

考え抜いて、考え抜いて

たどり着いた「境地」だから

他のチームには真似できないシステムを構築出来たんだと思います。

 

だからこそ、これまでの3年弱の選手達の成果・結果なんです。

 

2年目の5月くらいに1度チームが崩れかけた時期もありました。

しかし、自分を信じて、我々を信じて

残ったメンバーがこれだけの成果を出してくれたのは誇りです。

私もピンチだとなっても、方針がブレることが全くありませんでした。

「先見の明」があったからです。

 

 

それを言葉や姿勢で私たちを支えてくれた保護者の皆さんの力があったからここまでこれました。

 

 

今やグラッソはスクール生を含めて70名を超える大きな組織となり

県を代表するクラブになってきたと感じています。

U-12も来春から県のトップリーグに参戦致します。

 

 

他のチームの指導者さんや保護者さんがこのブログを見て刺激をいただいていますと

沢山のお声掛けもいただき、大変嬉しく思うし、注目して頂いていることにも嬉しく思います。

 

 

我々は一貫して

「選手目線で、選手の価値を上げていく」ことしか考えていません。

 

今後も変わることはありません。

 

 

私も幸運にもプロにならせていただきましたが、成功体験以上に

サッカーでも人生でも失敗経験をしてきました。

 

しかし、下を向いている時間はありません。

 

人生一度きり

 

 

私も毎年スペインに行かせて頂き、今年も4月にイスカルカップU-9の日本選抜監督としてスペインに行かせて頂くことになっています。

私も日々、経験とチャレンジと学ぶことの繰り返しです。

 

 

これから春に向けて、新学期に向けて

グラッソの魅力を感じて

さらに多くの子供達・選手達が入団してくることが予想されます。

 

我々は「来る者拒まず・去る者追わず」

選手自らが、自分から求めて選んで

決断してチャレンジしてグラッソに入団する選手は大歓迎です。

 

 

その一連の作業は、サッカーのプレーでも求められること。

オンザボール・オフザボール共に。

 

 

グラッソの選手達・保護者にもいつも言っていますが

グラッソだけにならず

「県」ももちろんだが、「九州」「全国」「世界」

色んな視野、広い視野を持って

有益な情報を得て

その中からベストな選択をしてほしい。

他のスクールに行ったって、クリニックや海外遠征に行ったって、全く構わない。

「チャレンジ」することが成長だし

それが、選手の知識と教養と価値を上げる為だからと。

 

 

これからも毎日を積み上げて

「賢く」「力強く」なっていきましょう。

 

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