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U-18フットサル選手権県大会

U-18フットサル選手権県大会
次はU-18フットサル選手権県大会について

 

今年も昨年に引き続きU-18フットサル選手権県大会に出場しました。

中学生年代で高校生年代に挑む唯一の全国大会に繋がる「真剣勝負」の大会

 

エントリー前に皆に出場したいかを聞き

「出たい」と言ったのでエントリーすることに

 

しかも、エントリーは最大6チーム

締め切りも迫っていたので、さすがに定員を満たしたのだろうと思い、半ば諦め半分で応募

そうしたら「出場OK」の返信をいただいたので、めちゃくちゃラッキーでした。

 

しかし、「出る」と言ったからには「責任」が伴います。

 

出たくても出れなかったチームや選手のことを考え

高校生年代ではなく「中学生年代」で出場することに「お荷物」とも思われかねない。

全国大会が懸かった「真剣勝負」に対してのそれ相当な「準備」

そして、高校生年代だからと言って、「中学生だから」という甘え、言い訳をすることは許されない。

ピッチ・コートに入ったら年代は関係ない

「結果」がすべての世界でどれだけ勝利に近づけるプレーができるか

そこはとても重要でした。

 

 

いざ、大会へ

 

初戦は佐賀龍谷高校A

県内強豪チームです。

サッカーを知っている県民なら知っているチーム

初戦からトップレベルとの試合でした。

 

実際に試合内容は悪くなかったです。

むしろ、「結果」を求めすぎず、小細工をしない堂々としたプレーで特に後半は支配できている時間もありました。

チャンスや決定機も多く作れていました。

 

しかし、結果は1-5

 

これが「現実」

 

正直、勝てた試合だった。

むしろ、勝たなくてはいけない試合。

それくらいの内容。

 

何が「差」だったのか。

 

答えは明確。

 

「細部にこだわる」

 

パス一つ

ボールの置き所一つ

立ち位置一つ

タイミング

寄せる

奪う

守る

 

ある程度はできていても、「結果」を残すための「集中力」がないし、質もない。

これでは、高いレベルでは結果は残せません。

ボール一個・半個分

0.何秒のタイミング

一歩・半歩のズレ

高いレベルは誤魔化しはきかず、逆に相手はそれを逃しません。

むしろ、それを得点に結びつけてくる。

細かいところまでこだわっていない。

それは、「日常」から意識して「習慣化」されるもの。

ゴミ一つ

配置のズレ一つ

時間のズレ・タイミングのズレ一つ

すべて「日常生活」から癖つけるもの。

 

そこが圧倒的に足りない。

全体的に足りないけど、特に中学3年生の選手全員。

これから「育成」ではなく、「結果」がすべての高校年代になるわけだから。

足りなさすぎる。

 

 

そして、もう一つ

 

「勝負所」を知らない・感じない

 

「勝負」の世界において、どの世界でも必ず「勝負所」があります。

スポーツだけではなく、会社・組織においても、今後の会社の存亡を懸ける「勝負所」があるはずです。

そこで、「結果」を出せば、その会社は大きく「飛躍」し

「結果」を残せなければ衰退し、やがて「倒産」する。

コロナ禍の状況時はどこの会社もそうだったはずです。

人生においても「勝負所」があるはずです。

踏ん張るところ

跳ね返すところ

攻めるところ

必ずある。

 

サッカーにおいても必ずあります。

本当に「結果」を残したければ、まずはその「勝負所」を知り、「勝負所」を感じ取らなければ結果は残せません。

そこが「経験」の差になる。

そこが鈍感であり、知らない。

 

龍谷の選手は自分たちが最大のピンチの時に中学生だろうがファールで止めに来ました。

イエローカードを受けても仕方ないと思ってのプレーです。

現にファールで止めてイエローカードをもらっていました。

それくらい相手も追い込まれていたことも事実。

相手は知っている。

自分たちのポジションが悪いとき、ミスしたときはほとんどを得点に繋げていた。

そこが、「差」になってこのスコアになりました。

これは、幸之助(中学3年)が3ヶ月間のスペイン武者修行で所属先のクルトゥラル・レオネサから送られてきた幸之助の「評価」です。

スペインではほとんどのチームがこのように選手一人一人の評価をし、数値化します。

すべてのスキルにおいて10点満点です。

見ていただくと、はたから見たら高い評価かもしれません。

私も高い評価だと思います。

サッカーに厳しいサッカー大国スペインにおいて、これだけの評価は中々の評価です。

 

 

しかし。。。

 

プロ選手になるためには、すべてのスキルの評価を10点満点中、10点もしくは10点に近いスキルを持ち

誰にも「負けない」「武器」を1つでも多く持つこと。

その「武器」も誰にも負けてはいけないから

10点満点ではなく

10点を上回る、突き抜ける能力を持って

それをプレーで表現し

チームの勝利に最大限貢献し

数々の「勝負所」でことごとく「結果」を残し続ける選手がプロ選手になり

トップの中のトップへと登りつめます。

サッカーだけに限らず、どの分野でも同じ事が言えます。

数々の「修羅場」をくぐり抜け、「結果」を残してきた人が財を成し、より豊かなキャリアを築ける。

人としての「影響力」もある。

幸之助も、ピピこと中井卓大選手やフェルナンド・トーレスと実際にあった時はもの凄い「オーラ」があり、話もしてくれた。

「力」がある選手は人に何かを感じさせるそれだけの影響力を持っていて、「人間性」があればそこがさらに引き立つ。

真剣にサッカーをしているのであれば、そんな人、選手に憧れ、尊敬し、目標として向かっていかなければその先はない。

真剣にサッカーをする=トップを目指しているのだから。

 

 

次の鳥栖工業高校戦はさらに内容も良く、互角以上の戦いをしていたが

1-3の敗戦

これで「惜しい」で終わらせたら成長はない。

勝たないと。

勝てると思って、勝つためにこの大会に出場したんだから。

 

もっとこだわってほしい。

「細部」にまで。

自分をとことん「追い込んで」ほしい。

チャンピオンになっている選手は皆、自分を「極限」まで「追い込んでいる」

080-2725-1024