GRANDE LAZOS FC

サッカーを楽しむためには

昨日はU-9キッズフェスティバルに帯同

 

メンバーは何試合も経験しているメンバーと

まだまだ経験が浅いメンバーと

初めて試合を経験するメンバー

 

 

結果は3試合して3連敗

 

 

さて、これで「サッカーが楽しいか」という話。

 

 

そもそもサッカーだけに問わず

スポーツは「競争」であり「勝つか負けるか」の世界

「結果が全て」の世界です。

 

 

それをこれからサッカーを始める子やスポーツを始める子は理解して

始めなければならない。

 

 

では、サッカーを楽しむためには

「1試合でも多く勝つ」

「相手を抜いたり、ボールを奪ったり、ゴールを奪ったりなど、局面で相手に勝つ」

ということを積み重ねてサッカーを楽しむことができる。

 

 

全部負けてサッカーは楽しいか?

 

 

答えは「楽しくない」

 

 

 

ゲームでも、仕事でも、人生においても同じ事が言える。

 

 

自分の思ったプレーが出来ない

局面で相手に負ける

試合に負ける

 

 

それで楽しむことはできないです。

 

 

では、どうしたら楽しむことが出来るのか

 

 

「考えて練習する」

「サッカーを理解する」

 

これしか解決方法はありません。

 

 

練習を全くしないで、上手くなったり強くなることは「絶対に」ありません。

 

 

まずは「サッカーの基礎・基本」を学び・覚え・身につけること。

勉強と一緒です。

 

教科書見て黒板見て、先生の話を聞いて

補足で自習して

初めてテストで点数が取れます。

 

 

サッカーも一緒のことをしなければいけない。

 

簡単には勝てません。

 

 

そして、その「練習方法」

 

 

目的が「テストで100点を取る」と決めて

テストに出ない所を勉強をしても

テストに出なければ何の意味もない。

点数が取れるわけがない。

「時間と労力」の無駄です。

 

 

料理で言ったら

包丁の切り方を沢山練習して身につけたけど、料理のレシピがわからない。

 

これでは料理が作れません。

 

 

逆も然り。

 

料理のレシピを覚えても

包丁で野菜や肉を切れなかったら料理は作れません。

 

まさか、切らずに野菜や肉をそのまま鍋やフライパンに入れることはしないでしょう。

 

 

サッカーも一緒です。

 

 

今、自分が練習しなければいけないものは何なのか

その為にどういう練習をしなければならないのか

 

 

「お手本」「教科書」は私の学生時代と違って沢山眠っています。

 

「自分から研究して意欲的に練習すること」が上達への道であり

「サッカーを楽しむこと」に繋がる。

 

「失敗体験」をどう「成功体験」に導いていくか

 

その「成功体験」を増やすことが

「サッカーを楽しむこと」に繋がるんじゃないでしょうか。

 

 

後、一言

子供が上手くいかないからと言って

試合中に「指示」を出す

「サイドコーチング」は絶対にダメ。

 

 

子供にとって「悪影響」にしかならない。

 

 

「頑張れ」「行け!!」「負けるな!!」「顔を上げろ」など

叱咤激励の「応援」であればどんどんしてほしい。

「親」が最高のサポーターだから。

 

 

先日、スペイン・イスカルカップに出場してきましたが

この写真は見知らぬサポーターではありません。

 

全て「選手の親」「家族」なんです。

 

太鼓叩く、声張って応援する、歌を歌う、拍手する、勝つために頑張らせる

一緒に喜び、ガッツポーズする

敗れたチーム・選手達を讃える

 

「応援団」ですから

「自分の息子・娘を応援」ではなく

「チームとして」「チームメイト」を応援しています。

「応援団」なのに「自分の息子・娘を応援する」のは筋違いですよね。

 

世界の育成年代の試合の雰囲気を作ってくれるのは「親」「家族」なんです。

「誇り」を持って応援してくれています。

その「誇り」も「今まで毎日練習も含めて、全てにおいてベストを尽くしてきたから」こそ「誇り」が持てます。

 

「サッカーへの情熱」が選手だけではなく、「親」「家族」まで必要なんです。

 

 

 

 

 

 

 

でも、その「情熱」の矢印の方向を間違ったり、応援の「基礎・基本」を身につけず

親が応援では無く「指示」してしまうと

親の顔色をうかがいながらプレーする

親の言いなりになる

 

その時は良くても

将来「判断しない選手・人」「指示待ちの選手・人」「イエスマン」にしかなりません。

 

 

それで成長するなら良いんですが

そんな選手は見たことがありません。

 

 

「親が絶対」になって

親の言うことしか聞かなくなる。

 

 

でも、その「親」のサッカー知識は豊富ですか?

経験は豊富ですか?

視野は広いですか?

世界のサッカーを見たことはありますか?

 

 

少なくても「私」よりは間違いなくないでしょう。

 

 

それで言っても「説得力」があるとは言えません。

積み上げていないんだから。

 

 

私は「積み上げてきた」自信があります。

 

それは他チームの指導者の方達も私と同様に知識があり、情熱があり、経験があり

「親」よりも「説得力」があります。

 

そこに親が言ってしまったら

成長の「邪魔」にしかならない。

 

先日、4種の総会、3種サガんリーグの会議に続けて出席してきました。

バタバタです。

スペインから帰ってきても休みがありません。

週7勤務継続です。

 

でも、何故身体が動くのか

 

それは「情熱」が人より違うから。

 

 

そして、その「情熱」は

会議に集まった指導者の皆さん「全員」が持っていること。

 

 

本当に佐賀県の指導者の方々は素晴らしい方々ばかり。

意見交換もして、意識も共有して

切磋琢磨して

素晴らしいチームに仕上げて

素晴らしい選手を育成している。

 

 

常に「リスペクト」の気持ちを持ちながら

私も「負けたくない」気持ちを持って

1人1人の子供達目線に立って指導にあたっています。

 

 

そこを「信頼」して指導者に預けてほしい。

家に帰ったらコミュニケーションを取る時間があります。

「サッカーの時間」は指導者に任せましょう。

 

でも、「親」としてやるべきこと

「親」としてできることにベストを尽くしてほしい。

 

 

いつも言います。

 

選手(子供)・親・スタッフ

 

この三位一体の関係を構築していかないと

「真の育成」はできない。

 

 

これは「絶対」です。

 

そこをわきまえて子供との関わり方を考えてほしい。

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