GRANDE LAZOS FC

世界で戦う為に

今回はワカタケ稲若さん(社長)をお話を

ハキミの話。

15歳まではFWだった。

 

 

 

 

 

 

 

ただ16歳からデフェンスに抜擢され、

すぐに受け入れて一軍まで。

 

 

 

 

 

 

FWだったら100%トップにはついていない。

 

 

 

 

 

 

プロになるにはデフェンスの方がフォワードより可能性が高い。選手は監督にポジションを言われたら受け入れる受け入れない関係なしにとにかくまずやってみる。

 

 

 

 

 

 

 

それがきっかけとなりプロになる選手は多数いる。

 

 

 

 

 

 

ボルハマジョール

マルコジョレンテ

ハキミ

多数の選手が15.16歳になってポジションの変更を余儀なくされそして受け入れた。

 

 

 

 

 

 

 

ここで何が言いたいか。

 

 

 

 

 

 

ポジションは自分で決めるのではなく

監督が決めるもの。

 

 

 

 

 

 

そのために常にサッカーというスポーツを知り、全てのポジションが出来る準備だけはしといた方がいい。

  

 

 

 

 

 

 

ポジションでプロになるかならないかの近道は変わる場合は多くある。

 

 

 

サッカー文化の国ではない僕らの一番の弱さは、

“これが正しい”

と言い切れないことだと思います。

 

 

 

〇〇はいいよね

〇〇だよね

 

 

 

正解を知らない故に周りに答えを求める。

今日は先程までトゥリスタン(今回のレアルマドリードサマーキャンプの名指導者)と一緒に色々話をしてました。

 

 

 

 

まあ僕らもこんなに学べる機会はあまりないので。

 

 

 

 

今日話をしたことは能力。

 

 

 

 

トゥリスタンはレアルマドリーで20年指導しているので、何が凄いかというと選手を見る目。

 

 

 

それとマドリー全てのカテゴリーの選手と比較出来る。

 

 

 

 

 

仮に1人の2005年の選手。凄くいい選手。

 

 

 

 

ただレアルマドリーの選手になるためには8つ足りないことがある。

 

 

 

 

 

ボールを放すタイミング、判断能力、もらう位置etc..

 

 

 

 

ただ日本の子供達に最も足りないもの。

そして日本でどんなに頑張って練習してもスペインでしか学べないものがある。

 

 

 

 

それは今回久保がマドリーに来て確信したよ。

 

 

 

 

バルサに4年間いて学んだもの。

 

 

 

 

だからスペインに戻ってもプレー出来る。

 

 

 

 

それが

 

 

 

“プレーリズム”

 

 

 

これがあまりにもレアルマドリー含め、トップクラブのカンテラの子供と日本の子供達では違いすぎる。

 

 

 

 

上手い子はたくさんいる。

 

 

 

 

でも上手くてレアルマドリーには入れない。

 

 

 

リズムがあまりにも違うんだ。

 

 

 

 

今このキャンプでそのリズムを教えてる。

 

 

 

 

そしてそれが身につかない限りスペインの子供との差は開くばかり。

 

 

 

指導するのは誰でも出来る。

 

 

 

 

ただ指導者は能力を引き出さなければならない。

 

 

 

俺たちレアルマドリーはまず

①能力がある選手を見つけること

②能力がある選手の能力を伸ばすこと

 

 

 

才能と才能を伸ばす指導者。

これはどちらも欠かすことは出来ない。

 

 

 

日本の子供達の技術レベルは非常に高い。

言われたことは出来るし、真面目だよ。

 

 

 

 

ただそれ以上でもなければで以下でもない。

 

 

 

 

世界を目指すにおいて必要なのは上手さよりもリズムをまず叩き込むこと。

 

 

 

だからここにいるんだよ。

 

 

 

育成においてはどの国から選手が輩出されてるかで見る以外はなく、

どのような指導で

どのようなメソッドで

どう育てていくのか。

 

 

 

ただこれを説明しても

そしてこれを説明されても

僕ら日本人は、”なるほどね”と納得する以外の答えを持ち合わせない。

 

 

 

 

これが僕らの弱さで指導論やメソッドに対して疑問を持ち話できるまでの知識もなければそこまでサッカーを知る環境にない。

 

 

 

サッカーは知っているけど、

サッカーが染み付いてはいない。

 

 

 

 

そこが弱い部分だとは思います。

 

 

 

その証拠に日本は小さい子供に対して、

“天才”

という言葉を付けたがる。

 

 

 

でもその天才と呼ばれる子供達が

競争の中でどれだけ出来るのかを見たことがない。

 

 

 

 

サッカー強豪国の天才と呼ばれる子供達は14.15歳くらいで彼らは既に市場価値がついています。

 

 

 

ただ日本の天才はパフォーマーばかり。

ドリブルとか技術とか。

 

 

 

これはこの国の昔からの文化で、

そういう子供達がそのまま成長出来るかといえば難しいのかなと。

 

 

 

一番は天才と言われ

天才と思ってしまう勘違いが成長を止めてしまう。

 

 

 

今回来日する指導者の2人は正解を持っています。

レアルマドリーのカンテラからトップまで行き、更にヨーロッパ中で活躍している選手たちがいる。

 

 

 

そういう選手たちが子供のときに何を持っていたのか。

またどう成長していったのか。

 

 

 

 

指導者の声をよりわかりやすく伝えていけたらなと思います。

 

 

 

指導があまりにも違いすぎるというより

ゴールの答えを知ってる知らないがあまりにも違いすぎると思います。

 

 

 

僕らの100倍くらいの引き出しを持っていて、100倍くらい子供達に対してのアプローチが上手い。

だからレアルマドリーに20年以上もいれるんだと思います。

 

選手を分析する目。

 

 

これが飛び抜けていくと、選手の質とそれにあった育て方がわかるそうで。

 

 

例えば一人の選手はいつもデフェンスをしていて、身体が強くインターセプトも上手い

 

 

一番の強みはデフェンスが好きでデフェンスが出来ること。

 

 

MFがデフェンスをする。FWの選手がデフェンスをする。そうすると攻撃気質なので、デフェンスの時に我慢できない。

 

 

ただデフェンスが好きでデフェンスに生まれた選手はそれができる。

 

 

ここにいる8割の子供は自分がどこのポジションに当てはまるかさえわかってない。

 

 

 

ただチームの監督に言われてやってるポジションが自分のポジションだと思ってる。

 

 

レアルマドリーで20年指導していると、まずチームの中でどこにいれるかの前に、選手の質、パフォーマンスで選手のポジションをよみ、そこに当てはめてプレーさせる。

 

 

例えば今日見た中で、チームとして機能する選手。要するに自分が目立たなくていい選手。

 

 

日本でもどこでも目立つ選手を引っ張るだろ?

 

 

でも自分が主役になるのを好まない、チームのポジション、決め事を守り、動きを修正出来る選手。

 

 

そういう選手の才能を見抜いてあげなければ、そういう選手は目立たないからダメで終わってしまう。

 

 

一番大切なのは選手を上から見てあげること。

選手が何を考えてるかをよむこと。

 

ポジションを間違えると本当なら飛び抜けた才能も、輝かないで終わってしまう。

 

大事なのは選手自身が自分のことをわからないといけない。攻めが好きだから攻めをやる。それはアマチュアだよ。

 

 

プロになりたいなら早い段階で自分を知らなければいけないんだ。

 

さあー明日からのレアルマドリードサマーキャンプ

楽しみです!!

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